サブスクリプションモデルのソフトウェアは、「人」に付いてくる契約が多いので、これまでのパッケージとは異なるメリットが多く受けられます。
例えば、上記のサブスクリプションでは、ATOKは1人「10台まで」、アドビのフォトグラフィプラン、マイクロソフトのOffice 365 Soloは「2台まで」インストールできます。AndroidやiOS、Macなどマルチデバイスでも提供されており、WindowsとMacで1台ずつといった使い方も可能です。
さらに、いろいろな“おまけ”も付いてきます。筆者がすぐにOffice 365 Soloを契約した大きな理由の1つは、マイクロソフトのクラウドストレージ「OneDrive」が1Tバイトもついてくること、さらにはSkypeの有料通話が毎月60分付いてくるということです。特にOneDriveが大容量になるというのは大変ありがたいこと。筆者はメインのクラウドストレージをDropboxからOneDriveへ丸ごと移行しました。
ちょっと前までは聞き慣れなかった「サブスクリプション」モデルも、「オンラインで使う」「月/年契約で使う」と考えると、クラウド型のWebサービスでよく使っているモデルだ、と考えることもできるでしょう。
月々支払いが発生するかわりに、プロレベルのソフトウェアを手軽に使うことができるようになりました。パッケージを手にとってソフトウェアを吟味する……という時代はそろそろ終わりを告げるのかもしれませんね。
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