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» 2014年12月10日 08時00分 UPDATE

仕事をしたら"脇役”が主役になった:台湾でヒットしたのは代打「モスライスバーガー」……知られざる歴史に涙 (7/7)

[土肥義則,Business Media 誠]
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商品開発は難しい

yd_mos7.jpg 台湾の松江店店内

土肥: 海外展開するうえで、どういった点が大変になってきますか?

モス: いろいろありますが、商品開発は難しいですね。こちらは「おいしい」と思って提供しても、現地の人は「おいしくない」と感じることがあります。典型的な例を挙げると、台湾に進出したときのテリヤキバーガーですね。

 「現地の人はこうした味を好むのだから、それに合わせたらいい」といった考え方もあるのですが、日本のモスバーガーとして進出しているので、味の基本設計を変えることはできません。その部分を変えてしまうと、モスバーガーでなくなってしまいますから。

 かといって、かたくなに「日本の味はこうなんだから、これで売れ」というわけにもいきません。そんなことをしても売れませんので、メニューからその商品はすぐになくなってしまう。味の基本設計を守りながら、現地の人たちにどうやったら受け入れてもらえるのか。そのバランスをとるのが難しいですね。

土肥: 海外でしか食べることができない商品ってあるのですか?

モス: あります。

土肥: そうした商品を日本で発売するのはいかがでしょうか?

モス: 過去に海外で売れた商品を日本で発売したことがあるのですが、ヒットはしていないですね(涙)。

土肥: では、次の課題はそれで。海外で生まれた商品が、日本で大ヒット♪

モス: が、がんばります。

(終わり)

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