インタビュー中、シー氏は何度も、手に持った新しいPC ASUS TransBook Chiを楽しそうに紹介してくれた。「プロトタイプから使ってきました」「ゲームはやらないんですが、仕事も、遊びも、音楽も全部これに詰まっています」「妻には負けるのですが、わたしもたくさん写真を撮っているんですよ。ほら」などなど。そして繰り返し「This is All My Life!」と語るほど使い込んでいた。
TransBook Chiは最上位モデルでも13万9800円。大企業の会長であれば、もっと上のモデルを愛用してもいいのでは……と思ったが、ずっと手にしていたくなるような製品、それがこのPCだったのだろう。自分で使いたいものであれば、ユーザーにも自信を持って勧められるだろう。むしろ、ユーザーを念頭に置いて作ったので、自分でも使いたくなったのか。いずれにせよ、魅力的なプロダクトであることに変わりはない。
生き残り、成長するために、いくつものターニングポイントを通過してきたASUSTeK Computerと現会長のジョニー・シー氏。「サービス」とは何であるかを再認識させられる、そんなインタビューだった。
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