――海外進出する際には現地企業からのアプローチが多いのでしょうか。
ケースバイケースです。日本の場合はアスラポート・ダイニングからの打診でしたが、今出店を準備しているタイについては、我々自身がタイに進出したいので、こちらから現地のフランチャイズパートナーを探しているところです。
――日本は外食産業が活況である一方で競争も激しいです。どう戦いますか。
Taco Bellのターゲット顧客は18〜34歳と、エネルギッシュで若々しいブランドです。1号店の場所に渋谷を選んだのもそうした理由です。彼らにとってTaco Bellの商品は一度食べるとやみつきになる人が多いです。日本の消費者にとって今までにない新しい食の経験を提供できる、ここが他社との一番の差別化です。
加えて、Twitterなどソーシャルメディアの活用に積極的で、消費者と友達同然のリレーションを築いています。ソーシャルメディアを通じて消費者の声を吸い上げ、新たな商品やサービスの開発などを行っています。日本でもそうした取り組みに力を入れたいと考えています。
ブルーボトルコーヒー創業者が語る、日本進出が必須だった理由
ブルーボトルコーヒーが大切にする3つのこと
ベルギーフライドポテト専門店という“ニッチ戦略”は成功するか
米国で絶好調の「タコベル」は本当に再上陸するのかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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