ANAホールディングスおよび投資ファンドのインテグラルは4月22日、民事再生手続き中のスカイマークを共同で支援すると発表した。同日に3社で基本合意書を締結した。5年以内にスカイマークの再上場を目指す。
スカイマークの再生計画案では、同社の株式の価値をゼロにする100%減資を規定する。再生計画案の認可決定後に第三者割当増資を行い、インテグラルおよびANAHDなどがこれを引き受けて出資し新たな株主となる計画だ。出資総額は180億円で、出資比率および議決権比率はインテグラルが50.1%、ANAHDが最大19.9%を予定する。残りの出資については、再生計画案提出までに両社で協議して決定する。
スカイマークの取締役は6人で、会長を含む3人をインテグラル、社長をANAHDが指名する。残りの2人はほかの出資者とともに協議する。
再生計画案は5月29日に東京地裁に提出予定。
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