仕事に集中できない時間帯は?
だらだらと仕事をしていて、今日もまた終電まで残業……。そうならないためには集中して仕事をこなすことがポイントになるが、ビジネスパーソンたちはどのようにして集中力を高めているのだろうか? 常盤薬品工業の調べ。
刻々と変化するビジネスシーンに対応するためには、仕事を効率的にこなすための集中力が重要となる。家庭を持つビジネスパーソンにとっても、家族サービスの時間を確保するためには集中して仕事を早く終わらせることが大切だろう。
常盤薬品工業の調査によると、自分が集中力が高いと思っている人は71.9%※で、ほぼ4人に3人は自分の集中力が高いと思っていることが分かった。
とはいえ、常に集中力を継続させることは難しい。集中できない時間帯について聞くと、「その時々によって異なる」が27.3%でトップ。以下、「13時〜14時」(26.8%)、「14〜15時」(25.3%)が続く。この結果について常盤薬品工業では、「ランチ後に眠くなり集中力が切れていると思われる」と分析している。
集中力を保つには休憩が大切?
集中力が切れないようにビジネスパーソンはどんな工夫をしているのだろうか。「仕事に集中するために何をしていますか」と尋ねると、「休憩する」が37.5%で1位。以下、「目標を決める」(34.0%)、「ドリンクを飲む」(30.5%)、「運動やストレッチをする」(23.0%)、「ガムをかむ」(19.3%)が続く。「特に何もしていない」という人も14.3%いた。
仕事に集中するための方法は性別や年代によって異なっており、20代女性では「ドリンクを飲む」が50%、30代男性では「顔を洗う」が24%を占めていた。化粧が落ちることが気になってか、女性で「顔を洗う」は4%だけだった。また、50代の男女では「目標を決める」が41%と高くなっている。
インターネットによる調査で、対象は20〜50代の仕事を持つ男女400人。調査時期は7月11日から15日。
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