携帯電話端末にいくらまで払えますか? 携帯キャリアによって違い
春商戦に備えて、携帯電話各社が魅力的な新端末を次々と発表している。「携帯電話を購入する際、いくらまでなら支払ってもいいと思いますか?」と尋ねたところ、平均金額はキャリアによって大きな差が出た。
春商戦に備えて、携帯電話各社が魅力的な新端末を次々と発表している。携帯電話ユーザーは端末にいくらまで払っていいと考えているのだろうか。
価格.comの調査によると、「携帯電話を購入する際、いくらまでなら支払ってもいいと思いますか?」と尋ねたところ、最も多かったのは「1万円〜2万円」で22.5%。以下、「5000円〜1万円」(21.3%)、「2万円〜3万円」(16.6%)、「1〜5000円」(14.6%)が続いた。価格.comでは「本体価格の通信料上乗せがなくなった今、『携帯電話を無料かそれに近い金額で購入したい』という意見は少なく、比較的現実的な回答となっているようだ」とコメントしている。
しかし、携帯キャリア別に見ると価格帯は異なっており、auとソフトバンクのユーザーは「1万円未満」が5割弱を占めていたが、NTTドコモでは3割強にとどまった。平均金額では、NTTドコモが2万385円、auが1万3478円、ソフトバンクが1万7124円と大きな差が出た。
「この春に携帯電話を購入する予定はありますか?」と聞くと、「購入の予定なし」が53.7%と半数を超えた。だが、「わからない」と回答した割合を除いた残りの32.3%は、何らかの形でこの春に新しく購入することを検討しているようだ。
NTTドコモが「Xperia」、auが「IS01」、ソフトバンクが「HTC Desire」と各社がAndroidを搭載したスマートフォンを発表したことが話題となっているが、「スマートフォンを購入(機種変更または新規購入)する予定が決まっている」は1.4%、「予定は決まっていないが、スマートフォンを購入(機種変更または新規購入)したい」は8.7%と、10%強がスマートフォンの購入を検討しているようだ。
携帯電話を購入する上での決め手は何なのだろうか。「携帯電話を購入する際の重視点」を尋ねると、トップは「価格」で75.8%。以下、「デザイン」(59.5%)、「操作性」(50.4%)、「基本料金」(48.2%)、「携帯電話会社(ドコモ、au、ソフトバンクなど)」(48.0%)、「形状(折りたたみ、スライド、ストレートなど)」(40.2%)、「画面の大きさ」(39.0%)、「バッテリーの持ち」(37.5%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は価格.comID登録ユーザー8691人(男性87.2%、女性12.8%)。調査期間は3月9日から3月15日。
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