勝負をかけるプレゼンテーションではどんな服装がいい？：チャンスをつかむ男の服の習慣（4/4 ページ）

単純に「攻め＝赤」ではなく、スーツの基本色の合わせ方をマスターしましょう。どの色にどんな効果があるかより先に、ビジネスシーンにふさわしいスーツの基本色を理解し、そのうえで攻めるための配色を考えます。

[政近準子，Business Media 誠]

基本をマスターしたうえで攻め、引く、馴染むを考えて

　ネイビーのスーツでの具体的な配色は次の通りです。

スーツ

　ネイビー、ダークネイビー。

シャツ

　グレーのスーツの場合と同じ。

ネクタイ

　「悪目立ちしていないか？」を軸に選ぶ。
　ネイビーのスーツはカラーのコントラストが付きやすいので要注意。
　スーツの生地のカラーとグラデーションにすれば失敗は少ない。
　ネイビーと茶を制するイタリア人男性は、茶のネクタイをエレガントに合わせるのが好きだが、下手に小紋などにすると老ける危険が。
　無地の茶が合わせられたら上級者。

　インパクトを控え、スタイリッシュなカラーマスターが基本。そのことを常に念頭に置いて、配色を考えてみましょう。

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　以上の基本をマスターしたうえで、攻めたい場合はスッキリ引き算で自分を引き立たせ勝負に出るか、もう少し柄やデザインをプラスして個性を発揮し覚えてもらう戦略に出るか（ストライプのシャツ、ポケットチーフを挿す、など）。

　引きたい場合、取引先を立て自分は2番手として装うことで、決して浮かない自分をつくる。かといってイケてないのではなく、イケていると自信をもつことです。

　馴染むには、クライアントの会社のドレスコードにある程度は合わせるものの、コードは自分のほうが決して劣らないことが大事。そのバランスを絶妙にとることができれば、好感度は抜群です。