第2回 スムーズにロック解除できる?――「Xperia」:「Xperia」の“ここ”が知りたい
ディスプレイが常に露出している「Xperia」は、どのように誤操作防止の設定や解除をするのだろうか。このほか、物理キーで可能な操作やバッテリー容量なども調べた。
質問:誤操作防止はどうやって設定するのか
フルタッチ機構のケータイを使う際に、毎日何度も操作するであろう“誤操作防止”をスムーズに設定、解除できるかは重要なポイントだ。「Xperia」を使用しないときは、まず電源キーを短押ししてディスプレイを消灯させる。その後、電源キーや決定キーを押すと、画面左下に三角形アイコンが現れるので、これに触れながら弧を描くようにして右上に指をスライドさせるとロックが解除される。
さらに、第三者の不正使用を防ぐ「ロック解除パターン」も用意されている。ロック解除パターンは、画面に表示された9点の中から、あらかじめ設定した4点以上をなぞって結ぶというもの。三角形アイコンをなぞってから、設定したパターンを実行することで初めてロックが解除される。iPhoneの「パスコードロック」に相当する機能だ。このロック解除は一筆書きのように操作できるので、4桁の数字を入力するパスコードロックよりはスムーズだと感じた。なお、ロック解除パターンは「HT-03A」でも利用できる。
質問:電源はどうやってオン/オフにするのか
上端部にある電源キーを長押しすると電源がオンになる。電源を切るときも電源キーを長押しすればよいが、それだけではオフにならず、長押し後に表示される「マナーモード」「機内モード」「電源を切る」の中から「電源を切る」を選ぶ必要がある。
質問:物理キーでどんな操作ができるのか
タッチ操作の補助として使える物理キーについてもチェックしておきたい。Xperiaには、上端部の電源キーのほか、表面と側面にそれぞれ3つの物理キーがある。表面のディスプレイ下部には、サブメニュー呼び出し用のキー、ホーム画面に戻れるホームボタン、1つ前の画面に戻るキーを備えている。トラックボールを含む7つのキーをディスプレイ下部に備えているHT-03Aよりは、すっきりした印象だ。
右側面の上に2つあるキーから着信音量を調節できる。右側面の下にあるもう1つのキーを長押しするとカメラが起動し、シャッター操作にも使える。
質問:バッテリー容量はどれくらいか
Xperiaのバッテリー容量は1500mAhで、ほかのケータイよりも比較的大容量のものが使われている。また、設定の「端末情報」→「端末の状態」から、バッテリー残量を%で確認できる。「電池使用量」では機能ごとのバッテリー消費量が表示されるので、節電の参考になる。
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