有機EL、静電式タッチパネルとQWERTYキーを融合したWindows phone――「dynapocket T-01B」:ドコモスマートフォン
QWERTYキーボードを搭載しながらも胸ポケットなどにすっぽり収る、厚さ12.9ミリの薄型ボディをまとった東芝製Windows phone「T-01B」がドコモ向けに登場する。
東芝のドコモ向けスマートフォン「dynapocket T-01B」は、東芝製グローバルモデル「K01」をベースに開発されたWindows phoneだ。OSはWindows Mobile 6.5.3を採用しており、QWERTYキーボードを搭載したスライド型スマートフォンながら、厚さは12.9ミリと非常に薄く、携帯性と操作性の両立を果たしている。
ディスプレイのサイズは「T-01A」と同じ4.1インチで、解像度はVisualワイドVGA(480×800ピクセル相当)。パネルが液晶から有機ELに変わっており、コントラストや発色の鮮やかさが向上している。KDDIが先に発表しているIS seriesの「IS02」とは兄弟モデルに当たり、通信方式が異なるものの基本的な機能はほぼ同じだ。CPUには1GHz動作のSnapdragonを搭載する。
東芝が開発した独自のユーザーインタフェース(UI)、「NX! UI」を搭載しており、操作性がこれまでのWindows phoneからがらりと変わっているのもポイント。連絡先やメール、インターネット、カメラ、地図など、よく使う機能をホーム画面に配置してあるほか、好みのショートカットやウィジェットを自由に配置してカスタマイズできる。もちろん統合メディアプレーヤー「KinomaPlay」も引き続き搭載する。
また東芝独自のビューワーアプリ「ClipBook」、名刺OCRリーダー「名刺OmCR」、セキュリティサポートアプリ「Cyber-SIGN」、電子書籍アプリ「e-book JAPAN」など、実用的なアプリをプリインストールしている。Windows phone向けのアプリケーションストア、Windows Marketplace for Mobileや、ドコモのスマートフォン向けのポータルサイト「ドコモマーケット」にも対応。アプリケーションは容易に追加できる。
発売は2010年6月~7月を予定する。
機種名 | dynapocket T-01B |
---|---|
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 約66×123×12.9ミリ |
重さ | 約160グラム |
連続通話時間 | 約200分(3G)/約200分(GSM) |
連続待受時間 | 約330時間(3G)/約210時間(GSM) |
アウトカメラ | 有効320万画素CMOS(AF対応) |
インカメラ | - |
外部メモリ | microSDHC(別売/最大16Gバイト) |
メインディスプレイ | 約4.1インチVisualワイドVGA(480×800ピクセル相当)有機EL |
サブディスプレイ | - |
ボディカラー | Titanium Black、White |
主な機能 | GPS、Bluetooth、Wi-Fi(IEEE802.11b/g)、3G+GSM国際ローミング ほか |
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