写真で解説する「DELL Streak 001DL」:独自UI「DELL Stage」を試す(3/3 ページ)
ソフトバンクのタブレット型Androidスマートフォンとして登場する、DELL製の「DELL Streak 001DL」。日本製品オリジナルの「DELL Stage」では何ができるのか。スマートフォンとしての機能はどうか。外観とソフトウェアをチェックした。
スマートフォンの基本機能は?
カメラは約500万画素CMOSのアウトカメラと約30万画素CMOSのインカメラを搭載。静止画の撮影サイズは2592×1944ピクセル。シャッターキーか画面のシャッターアイコンを押すと撮影できるが、任意の個所に触れてフォーカスを当てて撮影することはできない。画面をダブルタップするとズームする。撮影の設定はシンプルで、フラッシュのオート/オン/オフ、ホワイトバランス、明るさと、位置情報のオン/オフを設定できる。
静止画撮影時は、端末の向きに応じてメニューも縦向きと横向きに切り替わるが、動画撮影は横画面に固定される。動画の撮影サイズは最大800×480ピクセル(30fps)で、HDサイズの撮影には対応していない。
日本語入力システムはiWnnを採用しており、QWERTYキーボードとテンキーを利用できる。テンキーはフリック入力にも対応している。ただ、テンキーは片手で入力するには少々幅が大きいが、両手で打つにはキー数が少ないので、横向きのQWERTYキーボードを両手で打つのがよさそうだ。
5インチの大型ディスプレイを備えているだけあり、ブラウザは1画面にたくさんの情報を表示できる。Android 2.2対応なのでFlashのページもスムーズに閲覧できる。操作面でやや気になったのが、ブラウザのサブメニュー。「新しいウィンドウ」「終了」「ブックマーク」「ウィンドウ」「再読み込み」「その他」の6項目がサブメニューに表示されるが、ここに「進む」がない。1ページ前に「戻る」操作はクリアキーから行えるが、進む操作は「その他」から「進む」を選ぶ必要がある。進むの操作で3ステップを要するのは少々面倒だと感じた。
タブレット端末は、その大きなボディから携帯性の点では不利だが、001DLのサイズは大きすぎず、小さすぎず、うまくバランスが取れている。電話機として必要十分な機能も備えているので、“1台目”の用途にも耐えられそうだ。ブラウザや電子書籍、SNSなどで積極的に情報にアクセスしたい人にお勧めしたい。
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