写真で解説する「DIGNO ISW11K」(2/2 ページ)
「DIGNO ISW11K」は、国内で京セラ初となるAndroid搭載スマートフォン。厚さわずか8.7ミリというスリムなボディは防水仕様になっており、通信機能はWIN HIGH SPEEDとWiMAXに対応。さらに、ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信といった“ガラスマ”機能にも対応した。
メインカメラは有効画素数約808万画素のCMOSセンサーを用い、顔認識対応の手ブレ補正付きのオートフォーカスにも対応した。1280×720ピクセルのHDムービーも撮影可能だ。カメラアプリとしてはアートフィルターがかけられる「フィルターカメラ」、いわゆる美顔撮影ができる「フェイススタジオ」といったもののほかに、撮影した画像からオリジナルのデコレーション絵文字を作成できる「とるデコ」といったアプリも搭載している。
そのほかにも実用性を重視し特徴が見られる。例えば、スマートフォンの課題と言えば電池寿命が厳しい点。バッテリー残量が少なくなってくるとあとどのくらい使えるのかが気になるが、ISW11Kはそんな残り使用時間の目安を見ながら省電力設定ができる「省電力ナビ」を備えている。
また、アプリケーションの管理画面からは、CPUの使用量を見ながら直接各アプリを終了させることも可能だ。意外とニーズの高いスリープ時に電話やメールの着信が分かるランプを装備している。こうしたユーザー視点の機能は、これまでも実用性の高いケータイを作ってきた京セラならではのものといえるだろう。
このほかDIGNO ISW11Kはauのキャリアメール(~@ezweb.ne.jp)とCメールに対応するほか、グローバルパスポートCDMAに加えて、グローバルパスポートGSMも利用可能だ。防水性能は、最近の防水モデルと同じようにIPX5/IPX7等級に準拠した。メモリはRAMが1Gバイト、ROMが4Gバイトで、auが公表しているスペックによるとデータフォルダ容量は約2Gバイト。発売は12月上旬以降を予定している。
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