写真と動画で解説する「GS03」(1/2 ページ)
イー・アクセスの夏モデルでは、現時点で唯一のスマートフォンであるHuawei製の「GS03」。Android 4.0、デュアルコアCPU、HSPA+、QHDサイズの4.3インチ有機ELなど、必要十分なスペックを有する。外観、ソフトウェア、操作感を見ていこう。
イー・モバイルの夏モデルとして発表された「GS03」は、Android 4.0を搭載したHuawei製のスマートフォン。海外で発表された「Ascend P1」がベースとなっており、118グラム/最薄部約7.9ミリの軽量スリムなボディを特長としている。ボディカラーはブラック1色で、6月14日に発売される予定。
LTEはサポートしないが、下り最大21Mbps/上り最大5.8MbpsのHSPA+に対応する。もちろんテザリングも可能で、最大8台の機器と接続できる。イー・モバイル端末おなじみのPocket WiFiウィジェットからワンタッチでテザリングのオンとオフを切り替えられる。テザリングの連続使用時間は約360分。チップセットはTexas Instruments製の1.5GHzデュアルコアCPUを搭載した「OMAP4460」を採用。ディスプレイはQHD表示(540×960ピクセル)対応の4.3インチスーパー有機ELを備え、明るい屋外でも高い視認性を確保する。
バッテリー容量は1650mAhで、1880mAhの「GS02」よりも少なくなっている。メモリはROMが4Gバイト、RAMが1Gバイト。リアカバーは外せない仕様なのでバッテリーを交換することはできない。外部メモリは最大32GバイトのmicroSDHCを利用できるが、microSDXCには対応しないので、データの破損を防ぐ意味でも使わないようにしたい。3GとGSMローミングに対応するほか、購入時からSIMロックフリーなので、海外でも手軽に活用できる。
他社の夏モデルと比較して突出したスペックを持つわけではないが、必要十分な性能を備え、かつ軽くて薄いという長所もあり、バランスの取れたモデルに仕上がっている。ちなみに、Huaweiは同じAscendブランドの中で、よりハイエンドな「Ascend D」シリーズのスマートフォンも発表している。その中にはクアッドコアを持つ「Ascend D quad」や、LTE対応の「Ascend D lte」などもあり(参考記事)、イー・モバイル「GS」シリーズで今後登場することが期待される。
以下、GS03の外観とソフトウェアを写真で見ていこう。
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