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携帯電話・PHS各社とNTT東西、災害用伝言板の一括検索機能を提供
携帯電話・PHS各社とNTT東西、TCAは、防災週間が始まる8月30日から、災害用伝言板の一括検索機能を提供すると発表した。
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・アクセス、ウィルコムら携帯電話・PHS各社と、NTT東西、電気通信事業者協会(TCA)は8月29日、災害用伝言板の安否情報を事業者を問わず検索できる「全社一括検索」を8月30日から開始すると発表した。
携帯電話・PHS事業者の災害用伝言板は、2010年3月からキャリア間で連携して相互の検索ができたが、NTT東西が提供している災害用伝言板(web171)との連携は行っていなかった。防災週間が始まる30日以降は、携帯・PHSと固定ブロードバンド回線の違いを意識せず、一度の操作で安否情報を確認できるようになる。
災害用伝言版は災害時にしか運用されないが、毎月1日と15日、「防災週間」(8月30日~9月5日)、「防災とボランティア週間」(1月15日~1月21日)には、災害用伝言板の体験サービスが提供されるため、事前の利用体験が行える。
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