ウィルコム、電話でのサポートサービスを一部有料化:“定額”プランも用意
ウィルコムは、サービスセンター(コールセンター)でオペレーターによる対応を選択した場合の手続きや問い合わせを、2013年2月1日から有料化する。料金は1件315円。
ウィルコムは、コールセンターで受け付けている一部の手続きを2013年2月1日から有料にすると発表した。同時に新しいサポートサービスも提供する。
有料になるのは、ウィルコムサービスセンターでオペレーターを呼び出して、問い合わせや手続きをした場合。具体的には、利用料金の照会/サービスの中断・再開/支払い方法の変更/料金コース変更/オプションサービス変更/住所変更など、自動音声応答やWebサービスの「My WILLCOM」を利用してユーザー自身で設定できる一部手続を有人のオペレーターに依頼すると、1回315円の手数料が発生する。またそのほかの問い合わせをオペレーターに行った場合も、同様の料金が発生する。オペレーターの対応時間は、9時から20時まで(年中無休)。
これとは別に、端末の操作方法をオペレーターに問い合わせた場合、1件1050円の手数料がかかる。なお、端末購入後90日間は無料になるほか、契約回線の名義が満60歳以上であるユーザーや「ハートフルサポート」を契約しているユーザー、法人名義、3Gデータ定額(S)/3Gデータ定額ビジネス(S)に契約しているユーザーは、内容によらず端末操作の問い合わせを無料で行う。
「ウィルコムサポートクラブ」の提供を開始
ウィルコムは2013年2月から問い合わせの一部を有料化するのに伴い、会員制のサポートサービス「ウィルコムサポートクラブ」を開始する。年会費1575円を支払えば、各種手続きや端末操作の問合わせにかかる受付手数料と、電話で受け付けた修理品の発送費用が無料になる。対象は個人名義のユーザ-で、法人ユーザーには提供しない。
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