SIMの速度比較動画まとめ:SIM通
MVNOのSIMではどれだけ速度が出るのでしょうか。150kbpsや200kbpsのSIMで実際にどれだけの速度が出るのかをチェックしてみましょう。
MVNO各社から色々なタイプのSIMが出ていますが、1,000円以下からそこそこの価格まで様々。基本的に「どれだけの容量をどれくらいの速度で使えるか」で値段が変わってきているわけですが、SIMの速度はどうやって決まるの?なぜ違うのか?を理解したうえで、速度調査の動画をチェックしてみましょう!
ケイ・オプティコムのmineoを除き、MVNOのLTEとは、下り最大150Mbps/上り最大50MbpsとなるドコモのXi回線のことを指します。ほとんどのMVNOはドコモのLTE回線を借りて再販する形で提供しているので、現在のところ、この速度が最高値となっています。
各社とも「○MBまではLTE、それを超えたら△kbps」というようなプランがほとんどです。速度が落ちるからといって、回線がLTE以外のものになるのではありません。LTE回線のまま、速度が最大△kbpsに低下し、翌月、もしくは翌日になると元通りの高速通信の利用が可能となります。
…というのが、理論上の最大値のお話で、実際にその速度まで出るかどうかは、電波状況次第、回線のトラフィック次第、接続される基地局の機材次第、MVNO各社の技術次第など、様々な状況で変わってきてしまいます。つまり、LTEと言いつつも、そこまで速度が出なかったり、200kbpsといいつつも、もっと遅い速度だったりするわけです。なので、各社とも「ベストエフォート」という言葉を入れています。可能な限りの最大値を出しますが、その速度は保障しかねます、っていう感じです。
といったところをふまえたうえで、YouTubeに有志がアップしている速度比較動画を見てみようと思います。
b-mobile 150kbpsとIIJmio 200kbps SIMの速度比較
50kbpsの差はどれくらいあるのか? という単純評価はできませんが、意外な速度差が感じられます。
IIJmio 980円SIM vs BB.excite 3G スピードテスト!
どちらも200kbps/LTEの切り替え式。MVNOによって微妙に速度差が……
IIJmio 128kbpsプランとb-mobileイオンSIM・U300を比較
タイトル通り、IIJmioの128kbpsと、イオンの300kbps、100kbpsのスピードテスト。意外な結果が出ていて面白いです
SIM通でも後日速度調査を実施し、その模様をお届けしようと思います。
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