SMSが使えて一番安いデータ通信SIMは?:格安SIM Q&A
とにかく低コストでLINE専用スマホを運用したい。というケースです。
質問
LINEをするのにSMSが受信できることが条件だと思うのですが、LINEをするのに一番安い格安SIMはどれになりますか? 通話できるかどうかは問いません。
回答
月間100Mバイトまでなら「FREETEL SIM」、同じく200Mバイトまでなら「ファンダムSIM」。低速で無制限なら「DMM Mobile」が最安です
(ITmedia Mobile編集部 平賀)
「SIM LABO」で最安値データSIMを中心に比較しました(2015年9月8日現在)。月額料金が一番安いのは、FREETEL SIM「データ専用(~100MB)+SMS」プランの439円(税別、以下同)です。下り最大225MbpsのLTE通信が利用できますが、この価格で使えるのは100Mバイトまで。それを超えた場合は1Gバイトまで639円になります。
次に安いのは「ファンダムSIM」の518円。こちらも段階ごとに料金が上がっていく仕組みで、下り最大150MbpsのLTE通信が200Mバイトまで利用できます。超えた場合は、1Gバイトまで718円で使えます。
LINEのトークがテキスト中心で、スタンプや画像もあまり使わない場合は、FREETEL SIMやファンダムSIMの最低価格で済むかもしれません。ただスマホの通信量を毎月100~200Mバイトに抑えるのは難しいですから、1Gバイトの価格(639円~718円)で見ていたほうが安心だと思います。その場合は月間1Gバイトまで630円で使える「おかわりSIM 5段階定額 SMS付」も候補に挙がります。
通信速度が低速(200Kbps)で良ければ、DMM Mobileが590円(ライトプラン440円+SMSオプション150円)でデータ容量無制限のプランを用意しています。同様のプランでは、通信速度が若干速い250kbpsで無制限の「ServersMan SIM LTE」(610円)、250kbps+無制限+無料のWi-Fiスポットが使える「ワイヤレスゲート Wi-Fi+LTE」(619円)もあります。
なお、大手キャリア以外のSIMは年齢認証が使えないため、LINEの「ID検索」が利用できない制限があります。
このコーナーについて
「格安SIM Q&A」では、読者の皆様から格安SIMにまつわる質問を受け付けています。「そもそも格安SIMとは?」という初歩的な質問から、「あのサービスの使い勝手はどうなのか」という突っ込んだ質問まで、何でもOKです。編集部で可能な限りお答えします。皆さんのご質問をお待ちしています!
基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO」
関連記事
- 「格安SIM Q&A」バックナンバー
第3回 格安SIMを利用するデメリットは?
格安SIMでは安くモバイル通信を利用できるけど、「できないこと」もけっこうあります。今回はそんなデメリットを解説します。どんなSIMを買えばいいですか?
中古端末を購入、とにかくLINEができればいいのですが…。1,000円以下でこんなに使える!格安SIMの快適な使い方
「格安SIM」とか「格安スマホ」って最近よく目にするけど、イマイチよくわからないしちゃんと使えるの?と思っている方、いらっしゃいませんか。今回はあなたの「よくわからない」を解決したいと思います。買ったのに使えない!?格安SIMの落とし穴
スマホのコストをぐっと下げられる格安SIM。ところが、いざ買ってみても「使えない!」なんて悲劇に見舞われることもあるみたい…。1人月額ワンコイン? 家計を守る格安MVNOプランはこれだ!!――データ通信編
家族全員がスマホを持つと家計が厳しい。だが、MVNOの格安プランを利用すれば1人500円ほど(SMS機能除く)でスマホを使うことができる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.