「TORQUE G03」があればアクションカメラはもういらない? 最新タフネススマホをじっくりチェック(1/2 ページ)
auの京セラ製タフネススマホの最新モデル「TORQUE G03」が6月下旬以降に発売される。前モデルのG02から何が変わったのか? ファーストインプレッションをお届けしたい。
KDDIは5月31日、「TORQUE」シリーズの新モデル「G03」を発表。6月下旬以降に発売する予定だ。同機は4.6型のタッチディスプレイを搭載するタフネススマホ。米国国防総省が定める耐久試験(MIL-STD-810G)の19項目と、京セラ独自の耐久試験2項目、そして高さ1.8mからの落下試験をクリアする。本記事では、ファーストインプレッションを交え、同機の詳細を紹介したい。
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前モデル「TORQUE G02」は画面サイズが約4.7型だったが、本機は約4.6型のHD(720×1280ピクセル)にサイズダウン。本体サイズもG02では72(幅)×147(高さ)×14.2(奥行き)mmだったが、G03では71(幅)×145(高さ)×13.6(奥行き)mm、とややコンパクトになった。
ディスプレイには、強化ガラス「Dragontrail X」と、耐擦傷性のあるアクリルスクリーンを組み合わせる「ハイブリッドシールド構造」を採用。従来以上にガラス割れを防止する。また、ボディーの4隅にはコーナーバンパーを配置し、より頑丈になった。G02にはない「1.8mからの鉄板・コンクリートへの落下試験クリア」という耐久性も加わった。
右側面にはシャッターキーと指紋センサーを兼ねた電源キーを配置。指紋センサーの両サイドにも、衝撃から保護するための小さなバンパーパーツがある。シャッターキーの横にあるくぼみは、専用のホルダーを固定するためのもの
キーの構成は基本的にG02から踏襲しているが、新たに右側面の電源キーに指紋センサーが搭載された。また、シャッターキーの形状も円形に改良され、より押しやすくなっている。背面には滑りにくいテクスチャー加工も施され、撮影をするのに横向きに持った際の安定感も向上した。
ダイレクトボタンは、初期状態だとライトの起動が割り当てられている。これは「設定」アプリの「ダイレクトボタン」から変更が可能。「Googleアシスタント」の起動や、任意アプリの起動、着信中の応答、水中モードのオン・オフ(カメラ使用時)などの操作を割り当てられる。
手がぬれた状態や、グローブを装着した状態でもタッチ操作できる機能も踏襲。グローブ操作については、特別な設定を必要としない仕様に改良されている。
前面と背面のパネルは取り外し可能
TORQUE G03の前面下部(スピーカー部分)と、背面のパネルはネジで固定されており、落下時にパネルが外れることを防ぐ。また、同梱される小さな「六角レンチ」と「ねじ回し」を用いてパネルを取り外せる仕様になっている。
TORQUE G03は「防水」「耐海水性」「塩水耐久性」をサポートし、海でも使用可能だが、海水中で使用した後には塩分が結晶化しやすい。その際に洗浄できるよう、パネルを取り外せるようにした。
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