シニアのスマホ利用率は48.4%、iPhoneユーザーは33.6%
シニアコムは、50歳以上の男女を対象とした「スマートフォンに関するアンケート」を実施。スマートフォンの利用率は48.4%、フィーチャーフォン利用率は41.8%となり、男女共にスマートフォン利用者は60代が一番多くなった。
シニアコムは、シニア向けコミュニティサイト「シニアコム」で実施した「スマートフォンに関するアンケート」の結果を発表。対象は50歳以上の男女(シニアコムMASTER会員)で、有効回答者数は636人。調査期間は7月20日~7月24日まで。
現在利用している端末を聞いたところ、スマートフォンの利用率は48.4%、フィーチャーフォン利用率は41.8%。男女共にスマートフォン利用者は60代が一番多く、フィーチャーフォンの利用が最も多いのは70代男性となった。
携帯電話を利用していないと答えたユーザーの理由は「自宅の電話で満足しているから」の44.7%が1位で、自分には必要ないから」「利用料金が高いから」「本体価格が高いから」「使い方がよく分からない」と続く。利用しないという回答を男女・年齢別で見ると、男性の80代以上が19.0%で最も多い。
スマートフォンを使い始めた理由は「簡単にウェブサイトの閲覧ができるから」が47.9%で最多となり、次いで「家族や周りの人が使っているから」「メールが利用しやすいから」「色んなアプリを使ってみたかったから」と手軽なインターネット利用が評価されている。利用している機種は1位が「Android」で63.6%、2位が「iPhone」で33.6% 3位が「格安SIM利用端末」となった。
よく利用するアプリは「交通・地図」「ニュース・新聞」「天気」が60%以上を占め、次いで「カメラ・写真・ビデオ」「カレンダー・スケジュール」「SNSコミュニケーション」となる。SNSアプリの中で最も利用するのは「LINE」の69.7%で、「Facebook」が44.5%、「Twitter」が28.2%となった。
関連記事
切り替えの決め手は「インターネット機能」「画面の大きさ」――シニア世代スマートフォン利用動向調査
MMD研究所が「2015年シニア世代のスマートフォン利用動向調査」を実施。フィーチャーフォンからスマートフォンへの切り替えの決め手は「インターネット機能」「画面の大きさ」が半数以上となった。格安スマホを購入しない理由1位は「今の携帯電話会社の方が安心だから」――MMDの調査
MMD研究所が「格安スマホに関する意識調査」の結果を発表。認知度が約9割となった一方、購入しない理由の最多は「今の携帯電話会社の方が安心だから」で、半数以上の56.8%となった。所有率は33.0%、シェア「iPad」が最多――MMDの「2015年タブレット端末に関する定点調査」
MMD研究所が「2015年タブレット端末に関する定点調査」の結果を発表。所有率は2014年より8.1ポイント増加し33.3%、最も多い所有端末の種類は「iPad」となった。MMDが「スマートフォン購入に関する定点調査」――購入時に「画面の大きさ」重視が44.7%まで増加
MMD研究所が発表した「2014年4月~9月スマートフォン購入に関する定点調査」によると、スマートフォン購入時に重視する項目のうち「画面の大きさ」が4月より18.7%増の44.7%となった。MMD、シニア層のスマートフォンに関する調査を実施――所有率は27.6%と昨年より増加
MMD研究所は、60歳以上のシニア層を対象とした「2014年シニア層のスマートフォンに関する調査」を実施。スマートフォン所有率は27.6%と昨年より増加傾向にあり、フィーチャーフォンからの乗り換えを検討しているのは23.7%。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.