「IS02」ソフトウェア更新開始、Cメール送信が可能に
auの富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製スマートフォン「IS02」のソフトウェア更新が開始された。更新をすることで、Cメールの送信が可能になるほか、タッチパネルの操作性が改善される。
KDDIは10月22日、富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製のWindows Phone「IS02」のソフトウェア更新が開始されたことを発表した。新しいソフトウェアは東芝のWebサイト(外部リンク)に案内されている。最新ソフトのバージョンは「SP-02」。
新しいソフトウェアに更新することで、Cメールの送信が可能になるほか、タッチパネルを正しく操作できない事象が改善される。
Cメールはauケータイと電話番号でやり取りできるメールサービス。全角最大50文字のメールを送受信でき、絵文字にも対応している。送信料は3.15円で、受信料は無料。圏外や電源オフの場合、メール1件につき最大72時間サーバに保存される。メールの保存件数は、ほかのauケータイが受信100件/送信50件だが、IS02は受信500件/送信300件。また、IS02はぷりペイド端末にCメールを送信することはできない。
ユーザーは東芝のWebサイトからPCにソフトウェアをダウンロードした後に、IS02にソフトを転送をしてインストールする。ソフトウェア更新の所要時間は約10分。ソフトウェア更新はWindows PCからのみ可能で、IS02単体では行えない。PCを利用できないユーザーには、KDDIが「IS02ソフトウェア更新ツール」を別途送付するので、auお客様センター(auケータイからは「157」、一般電話からは「0077-7-111」)に問い合わせる必要がある。
ソフトウェア更新を行うと、IS02に登録されたアドレス帳、カメラ画像、ダウンロードデータ、ユーザーが設定した情報、購入後にインストールしたアプリなどのデータはすべて削除されるので、バックアップを取っておく必要がある。ただし、コンテンツなどによっては、著作権保護のためにバックアップやリストアできない場合がある。
なお、10月20日の10時ごろから1時間ほど、KDDIと東芝のWebサイトに今回のソフトウェア更新の情報が誤って配信されており、東芝のWebサイトからソフトウェアをダウンロードできた。KDDIによると、更新内容は今回と同じで、20日にアップデートした場合も問題なく利用できるとのこと。
関連キーワード
IS series | IS02 | au | ソフトウェアアップデート | 東芝 | KDDI | Windows | Windows phone | バックアップ | 富士通東芝モバイルコミュニケーションズ | スマートフォン | 無料
関連記事
- KDDI、4.1インチ有機EL+QWERTYキー搭載の「IS02」を6月24日に発売
auのスマートフォン「IS series」に属する東芝製のWindows phone「IS02」が6月24日から販売される。あわせて、月々の基本料金などを割り引く「ISデビュー割」も開始する。 - 「T-01B」「IS02」レビュー(前編):“双子”モデル「T-01B」「IS02」のUI、文字入力、タッチパネルを徹底検証
ドコモとKDDIからほど同スペックのWindows Phoneとして発売されている「dynapocket T-01B」と「IS02」。この2機種では何ができるのか。レビューの前編では基本スペックと文字入力、ユーザーインタフェース、タッチパネルの使い勝手を中心に調べた。 - 「T-01B」「IS02」レビュー(後編):iPhoneやAndroidに負けない“Windows Phoneならでは”の機能とは
前編では「IS02」「T-01B」でほぼ共通となる機能や使い勝手に触れた。カタログスペックはほぼ同等の2機種だが、何が違うのか。後編では機能、プリインストールアプリ、サービス、料金の差異などに触れていく。あわせて、iPhone やAndroid端末との違いも検証した。 - 「Xperia」最新ソフト誤配信――ショップで預かり対応、交換の場合も
ドコモが「Xperia」の最新ソフトウェア誤配信について正式発表をした。アップデートをしたユーザーは、ショップへ預けて点検をしてもらうか、不具合が発生した場合は交換することになる。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.