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ドコモ、「ポケットU」終了後にPCソフトを削除するようアナウンス

ドコモケータイからホームネットワークに接続できるサービス「ポケットU」が2月末に終了する。ポケットUは接続に80番ポートを使っており、PCにソフトが残ったままだと、外部アクセスを許す可能性がある。

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 NTTドコモは「ポケットU」のユーザーに対し、2月29日のサービス終了後は、PC用ポケットUソフトをアンインストールしてセキュリティソフトの設定を確認する行うよう呼びかけている。

 ポケットUは、ドコモ端末からVPN経由で自宅PCやHDDレコーダーなどのホームネットワーク機器にアクセスできるサービス。外出先から、自宅にあるホームビデオなどの動画、デジタルカメラで撮影した写真、音楽などのコンテンツを再生できる。

 自宅PCへのアクセスには、コンテンツの変換とWebサーバー機能を提供する専用ソフトのインストールが必要。このソフトは一般的なWebアクセスと同じ80番ポートを利用しており、Windowsファイアウォールなどのセキュリティソフトに対して80番ポートの通信許可を与えている。

 そのため、ポケットUのサービスが終了してソフト自体が通信しなくなっても、PCの80番ポートへ外部からアクセスされる可能性が残る。ポケットUソフトをアンインストールすれば80番ポートは閉じられる仕様だが、ファイアウォールに以下のソフトを使っている場合は、手動で80番ポートを閉じる設定が必要になる。

  • McAfee インターネットセキュリティ 2008/2009/2010/2011
  • McAfee トータルプロテクション 2008/2009/2010/2011
  • McAfee アンチウイルスプラス 2010/2011
  • Windowsファイアウォール(Windows XP/Vista/7)

 各ソフトの詳しい設定方法は、ドコモのお知らせページ(http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/120215_00.html)に掲載されている。

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