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ソフトバンク、FDD-LTE方式の次世代通信サービスを2012年秋にスタート:対応スマホもラインアップ
ソフトバンクモバイルは、FDD-LTE方式の次世代高速通信サービスを2012年秋に開始すると発表した。既存のAXGPとともに、対応スマートフォンのラインアップを拡充し、月額5980円の定額プランも用意する。
ソフトバンクモバイルは4月2日、FDD-LTE方式の次世代データ通信サービスを2012年秋以降に開始すると発表した。2011年12月に開始したAXGP方式の「SoftBank 4G」に加えて、LTEのサービスも展開する。
また、AXGPやLTEに対応するスマートフォンのラインアップ拡充も表明した。次世代データ通信サービスに対応するスマートフォンには、月額5985円のパケット定額プランを用意するという。この定額プランでは、通信量が月7Gバイトを超えた場合に通信速度を送受信とも最大128Kbpsに制限するが、超過後は2Gバイトごとに2625円払うことで高速通信が利用できる。
FDD-LTE方式のデータ通信サービスはNTTドコモが2009年末に「Xi」としてスタート。2011年3月15日にはイー・アクセスが「EMOBILE LTE」を開始した。またKDDIも2012年末の商用化を目指している。
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