HTC、アルミユニボディ採用のグローバルモデル「HTC One」を発表
HTCが2月19日(現地時間)、フラッグシップモデル「HTC One」の最新モデルを発表した。フルHD液晶ディスプレイやクアッドコアプロセッサーなど、最新のスペックを盛り込んだグローバルモデルだ。
HTCが2月19日(現地時間)、新たなフラッグシップモデル「HTC One」を発表した。4.7インチのフルHDディスプレイを採用したアルミユニボディのAndroidスマートフォンで、3月から世界各地で販売する。
HTC Oneは、Qualcommの最新クアッドコアプロセッサー、「Snapdragon 600」 1.7GHzを採用するAndroidスマートフォン。ストレージ容量は64Gバイトと32Gバイトの2モデルを用意しており、RAMも2Gバイト搭載した。ディスプレイは4.7インチ液晶で、解像度はフルHD(1080×1980ピクセル)。ピクセルピッチは468PPIと、5インチフルHDディスプレイよりもさらに細かい。ディスプレイの上下にはステレオスピーカー「HTC BoomSound」も備えた。
カメラは「UltraPixel Camera」と呼んでおり、1/3インチ、画素ピッチ2ミクロンの裏面照射型CMOSセンサーを採用する。レンズは35ミリカメラ換算で28ミリ相当の広角レンズで、F2.0と明るい。光学式の手ブレ補正も備えた。フルHDサイズでHDR動画の撮影も可能となっている。インカメラも約210万画素のセンサーを採用。「HTC J butterfly HTL21」が採用するインカメラと同様に、88度の画角を持つ広角レンズを備え、HDR撮影にも対応している。
通信方式はLTE、HSPA/W-CDMAとGSM/GPRS/EDGEに対応しているが、LTEの周波数は1800/2600MHzとなっており、日本では利用できない。HSPAは850/900/1900/2100MHz、GSMは850/900/1800/1900MHzをサポートする。
このほか、NFCやIEEE 802.11 a/ac/b/g/nの無線LAN(Wi-Fi)、Bluetooth 4.0などに対応しており、MHL対応のmicro USB端子も備える。搭載するリチウムイオンポリマーバッテリーの容量は2300mAh。外形寸法は幅68.2×高さ137.4×厚さ9.3ミリ、重量は143グラム。
ソフトウェアも進化しており、ホーム画面には「HTC BlinkFeed」と呼ぶSNSなどの情報を集約して表示する機能を搭載。FacebookやTwitterの情報、Flickrの写真、各種メディアのニュースなど、最新の情報が自動で更新される。
HTC Oneを採用する通信事業者は185以上に上り、80カ国以上での販売を予定している。
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