きれいな写真を簡単に撮れる――「ARROWS A 202F」のカメラ機能に迫る
富士通モバイルコミュニケーションズの「ARROWS A 202F」のカメラには、1310万画素の裏面照射積層型CMOSセンサーを採用。迷わず使えるシンプルなUIも特徴だ。使い勝手や画質をチェックした。
スマホの欠かせない機能の1つがカメラ機能だ。いつも持ち歩くスマホで、撮りたいと思ったときにサッと写真撮影でき、その場でメールで送信し、SNSに投稿もできる。スマホのカメラ機能の進化は著しく、いまやデジカメ市場に大打撃を与えるほどに高画質・高機能になっている。カメラ機能を重視してスマホを選ぶ人も多いはずだ。
富士通モバイルコミュニケーションズの「ARROWS A 202F」のカメラは、従来のARROWSシリーズからイメージセンサーを刷新。UI(ユーザーインタフェース)も分かりやすく、面倒な設定をする必要がない。誰でもシャッターを押すだけできれいな写真が撮れる。そこで今回は、機能や画質などカメラのレビューを試みた。
最新の裏面照射積層型CMOSセンサーを搭載
ARROWS Aのカメラは有効1310万画素で、ソニー製の裏面照射積層型CMOSセンサー「Exmor RS for mobile」を採用している。このセンサーは、暗い場所でも高感度でノイズの少ない写真を撮れる裏面照射型CMOSセンサーが進化したもの。富士通独自の画像処理エンジン「Milbeaut Mobile」との組み合わせで、さらに高感度・低ノイズな撮影が可能になった。写真だけでなく動画でもHDR撮影ができ、逆光でも暗くならず色鮮やかに写せる。
撮影モードは、「静止画」「連写」「動画」「パノラマ」「QRコード」の5つを搭載する。動画はフルHDに対応。連写モードでは、シャッターを押し続けていると100枚まで高速連写できる。64Gバイトの大容量ストレージを内蔵しており、端末購入時の状態では約53Gバイトが空いているので、大量の写真を記録しておける。さらに、外部ストレージとして最大64GバイトのmicroSDXC(別売)にも対応しているので、データ容量を心配することはない。ファイルサイズが大きい動画の撮影も満喫できるはずだ。
簡単に操作できるシンプルなUI
カメラのUIは、非常にシンプルで分かりやすい。撮影画面に表示されるのはシャッターボタンとメニューボタン、フォトライトの切り替えボタンの3つだけ。画面をタップした場所にピントが合うようになっている。人物の顔に自動でピントが合う「顔認識」にも対応している。画面のどこをタッチしてもシャッターが切れる「タッチ シャッター」に切り替えることも可能だ。また、本体側面の音量アップキーはシャッターボタンとしても機能するので、デジカメ感覚で撮影できる。
撮影画面を左にスワイプすると、撮影した写真を表示できる。撮影直後に写真を確認できるので、ピンボケや撮影ミスをすぐに確認できて便利だ。
メニューボタンをタップすると、撮影モードや撮影サイズの切り替えなど、各種設定が表示される。2秒か5秒を選べるセルフタイマーは、自分撮りのときに重宝する。「この項目は何?」と思うような難しい設定はなく、迷わず使える印象だ。
フルオートできれいに撮れる
ARROWS Aのカメラには、夜景や風景などのシーン設定は用意されていない。富士通の「パーフェクトチューニング」という技術により、撮影シーンに応じてカメラが自動で最適な色味に調整してくれるからだ。明るさやホワイトバランスなどの面倒な設定をユーザーがする必要がなく、誰でもシャッターを押すだけできれいに写すことができる。
画質をチェックするため、何枚か写真を撮影してみた。発色は鮮やかで、夜景のような難しいシーンもしっかり描写できた。被写体に近づいて接写すれば背景にボケを効かすこともでき、撮影を楽しめる。設定などの難しい操作を必要としない、シャッターボタンを押すだけ、という簡単な操作がうれしい。「撮りたい」と思ったときに、手軽にきれいな写真を撮影できる。
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提供:富士通株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia Mobile 編集部/掲載内容有効期限:2013年6月30日
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