第25回 スマホで使える定額制音楽配信サービスまとめ:今すぐ使えるスマホレシピ(2/3 ページ)
スマホを使い始めたはいいが、もっと便利に使えることを知らないまま何となく使っている人は多い。そんなユーザーに向けて、使い方の基礎から一歩進んだ活用法を取り上げる本コーナー。第25回では最近話題のスマホ向け定額制音楽配信サービスを紹介しよう。
月額コースはレコチョクBESTとほぼ同じ――ドコモの「dミュージック」
ドコモの「dミュージック」はレコチョクが運営する音楽配信サービスだが、1曲ごとに購入してダウンロード再生できる“買い切り型”に加え、月額980円で約100万曲が聴き放題になる月額コースを用意している。料金の支払方法はケータイ払いのみを利用できる。
ただ、配信されている楽曲や基本的なUI(ユーザーインタフェース)などは「レコチョクBEST」とほぼ同じ。キャッシュ容量の最大8GバイトもレコチョクBESTと同じで、SNS連携に関してはTwitterとFacebookのみ対応する。
対応端末はドコモのAndroidスマホのみで、リリースでは2013年6月にマルチデバイスとタブレットに対応するとあるが、2013年7月1日時点ではまだ対応していない。
spモード決済で最大1か月無料になる「レコチョクBEST」の方がお得感が強く、今後の対応デバイス次第といえそうだ。
ラジオ感覚で聴くならドコモの「dヒッツ」とauの「うたパス」がお得
よりライトに音楽配信サービスを楽しみたいユーザーには、ドコモの「dヒッツ」やauの「うたパス」がおすすめ。いずれも月額315円(うたパスはauスマートパス会員なら2013年9月30日まで初回登録時60日間無料)で、楽曲をテーマに沿ってプレイリスト化して配信する番組が聴き放題になる。
dヒッツでは、「dミュージック」の約100万曲の中から曲が配信されている。検索時には楽曲やアルバムを指定して聴くのではなく、目当てのアーティストの曲が含まれるプログラムが分かる。上記で紹介した定額制サービスよりもライトなユーザーに受け入れられる仕様といえるだろう。
auの「うたパス」も仕組みはdヒッツに近いが、うたパスユーザーの友だちとつながることで、友だちがいま聴いている楽曲を一緒に楽しめたり、チャットできたりする。また、Smart TV Box/Smart TV Stickに対応しているので、自宅のテレビでもうたパスを楽しめる。
いずれのサービスでも気に入った曲は各キャリアの音楽配信サービスでダウンロード購入できる仕様で、手軽な価格で聴き放題サービスを利用できるのが長所といえるだろう。
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