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写真と動画で解説する「TORQUE G01」(2/2 ページ)

京セラの「TORQUE G01」は、MILスペックに準拠したタフネススマホ。かつてKDDIが販売していた「G'zOne」シリーズのファンや、個性的なスマホを求めるユーザーにオススメだ。

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 ユーザーインタフェースでは、「TORQUE」の世界観を象徴する、時計や方位磁石、天気予報のウィジェットを表示したロック画面が特徴的だ。天気予報ウィジェットは、タップすることで天気予報のアプリを開くことも可能。このあたりの機能の詳細についてはまだ開発途中であるため、展示機で使える機能は今後変わる可能性もある。

photophotophoto 時計、方位、天気予報の各ウィジェット

 このほか、ハード面ではワイヤレス充電機能を搭載。別売りの「ワイヤレス充電台01」の上に置くだけで充電できるほか、国際標準規格Qi(チー)にも対応している。また、カシオ計算機の腕時計「G-SHOCK」と連携して、電話やメールの着信を腕時計側に知らせたり、TORQUEから腕時計を鳴動させたりできる「G-SHOCK連携機能」も備えている。

photo
ワイヤレス充電台01の上に置くだけで充電が可能
腕時計「G-SHOCK」とBluetoothで連携できる「G-SHOCK+」がプリインストールしてあり、腕時計側でTORQUEの着信やメールの受信を確認できる

 このG-SHOCK連携機能やアウトドア志向のウィジェット、さらには頑丈そうなデザインに赤と黒のカラーバリエーションといったキーワードは、これまでKDDIが販売してきたカシオブランドの「G’zOne」シリーズに与えられていたもの。それだけに、このG01にG’zOneシリーズとイメージをダブらせて見るG’zOneユーザーは少なくないはず。2013年にNECカシオモバイルコミュニケーションズがスマートフォン事業から事実上撤退したことで、G’zOneシリーズを愛用していたユーザーが次に選ぶタフネススマホがないという“難民”状態になっているという声があちらこちらから聞かれていた。G01はそんなG’zOneユーザーの代替機として活躍してくれることだろう。

photophoto 2012年秋冬モデルとして登場した「G’zOne Type-L」(左)と「TORQUE G01」(右)。メーカーやブランドこそ違えど、かなり世界観が似ていることがよくわかる。

 なお、G01は今回の夏モデル発表会でアナウンスされた、「キャリアアグリゲーション」と「WiMAX 2+」には対応していない。また発売時期は8月上旬となっており、今後、開発が進むにつれて仕様が変わる可能性もある。

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