Fossil、Android Wear搭載の時計とブレスレットを発表 125ドルから
米ファッションブランドのFossilが、Android Wear搭載のスマートリストバンドとスマートウォッチ4モデルを発表した。普通の時計にプッシュ通知とフィットネストラッキング機能を搭載する「Q Grant」は175ドルから。
米ライフスタイルブランドのFossilは10月21日(現地時間)、米GoogleのウェアラブルOS「Android Wear」を搭載する時計とブレスレット4モデルを「Fossil Q」シリーズとして発表した。米国で10月25日に発売する(1モデルのみホリデーシーズンの発売)。
Fossilは、1984年創業の、時計やアクセサリー、バッグなどを展開するブランド。Fossil Qシリーズは、フィットネスリストバンドの「Q Reveler」「Q Dreamer」とスマートウォッチの「Q Grant」「Q Founder」というラインアップだ。
リストバンドのQ Revelerはカラー液晶付き、Q Dreamerは液晶無しでバンド部分を取り替えられる。バンドは革製とシリコン製がある。いずれも10月25日の発売で、価格は125ドル。
スマートウォッチのQ Grantは文字盤部分は普通の時計で液晶ディスプレイは付いておらず、普通の時計にフィットネスバンドの機能を搭載したような端末だ。連係したスマートフォンの着信を振動か相手別に設定したLEDの点滅で知らせる。こちらも10月25日の発売で、価格は175〜195ドル。
Q Founderは円形の文字盤が液晶ディスプレイになっている、一般的なAndroid Wear搭載スマートウォッチ。発売は“ホリデーシーズン”で、価格は275ドルから。
Qシリーズは「Q Activity」というフィットネストラッカーを搭載し、「Google Fit」「Health」「UP」「UA Record」「Under Armour」などのフィットネスアプリと接続できる。いずれもAndroid 4.3以上のスマートフォンか、iPhone 5以降のモデルとBluetooth 4.1と接続できる。
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