3キャリアから発売、「Xperia X Performance」の価格を比較する
「Xperia X Performance」が6月24日に3キャリアから発売される。価格はどれだけ違うのだろうか? ディスプレイ面と背面の外観も比較してみた。
ソニーモバイルコミュニケーションズ製の最新スマートフォン「Xperia X Performance」が、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの3キャリアから6月24日に発売される。気になる価格は3キャリアでどれだけ違うのだろうか? オンラインショップを調べてみた。価格はいずれも税込。
ドコモ版の一括販売価格は9万72円で、データM/Lパックまたはシェアパック10以上を契約し、「月々サポート」を24回適用した後の実質価格は、新規契約・機種変更・契約変更が4万7952円、MNPが2万736円となる。データSパックまたはシェアパック5を契約している場合、実質価格は新規契約・機種変更が5万8320円、MNPが3万1104円となる。
なお、ドコモを4年以上利用している人が機種変更をすると、「感謝のきもちスマホ割」によって月々サポートが最大5184円増額され、実質価格は4万2768円または5万3136円となる。(※6/22 14:57:感謝のきもちスマホ割について追記しました)
au版の一括販売価格は9万2880円で、「毎月割」を24回適用した後の実質価格は4万3200円(auスマートパス加入時)または5万976円(auスマートパス非加入時)となる。これは新規契約、機種変更、MNPいずれも同じだ。なお、「データ定額1(V)」では毎月割が適用されない。
ソフトバンク版の一括販売価格は9万3120円で、「月月割」を24回適用した後の実質価格は新規契約と機種変更時が4万2720円、MNPが1万6080円。この月月割と実質負担額は「App Pass」を契約した場合。App Passに加入しない場合は月月割が最大9576円少なくなる。なお、「データ定額パック・小容量(1)」では月月割が適用されない。
一括価格が最も安いのはドコモの9万72円で、ソフトバンクの9万3120円が最も高い。実質価格はソフトバンクのMNP(1万6080円)が最安で、ドコモ(データM/Lパックまたはシェアパック10以上)のMNP(2万736円)が続く。新規と機種変更の実質価格はソフトバンクが最安(4万2720円)だ。
auはMNPでも優遇されておらず、実質価格は一律4万3200円か5万976円。ただしau Online ShopでXperia X PerformanceをMNPまたは機種変更で予約して購入すると、au WALLET プリペイドカードへ5000円をキャッシュバックするキャンペーンを実施している。
一括価格 | 月々サポート | 毎月割 | 月月割 | 実質価格 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ドコモ | au | ソフトバンク | ドコモ | au | ソフトバンク | ドコモ | au | ソフトバンク | |
新規契約 | 9万72円 | 9万2880円 | 9万3120円 | 1755円/1323円 | 2070円/1746円 | 2100円/1701円 | 4万7952円/5万8320円 | 4万3200円/5万976円 | 4万2720円/5万2296円 |
機種変更 | 9万72円 | 9万2880円 | 9万3120円 | 1755円/1323円 | 2070円/1746円 | 2100円/1701円 | 4万7952円/5万8320円※1 | 4万3200円/5万976円 | 4万2720円/5万2296円 |
MNP | 9万72円 | 9万2880円 | 9万3120円 | 2889円/2457円 | 2070円/1746円 | 3210円/2811円 | 2万736円/3万1104円 | 4万3200円/5万976円 | 1万6080円/2万5656円 |
※新規契約、機種変更、MNPで最も安い価格/高い割引額に赤いマーカーを入れている。 ※ドコモの「月々サポート」と実質価格は「データM・Lパック」または「シェアパック10」以上契約/「データSパック」または「シェアパック5」契約の価格。auの「毎月割」と実質価格は「auスマートパス」加入時/非加入時。ソフトバンクの「月月割」と実質価格は「App Pass」加入時/非加入時。 ※1:「感謝のきもちスマホ割」適用で4万2768円/5万3136円となる。 |
おまけ:3キャリア版の外観を比較する
ドコモ版、au版、ソフトバンク版のいずれも正面に「SONY」ロゴがあるが、背面は異なる。ドコモ版は中央に「docomo」ロゴ、下に「XPERIA」ロゴがあり、キャリアロゴの主張が強い。右上に型番(SO-04H)の表記があるのもドコモのみだ。au版は中央に「XPERIA」ロゴ、下に「au」ロゴがあり、キャリアロゴは控えめ。一方、ソフトバンク版は中央に「XPERIA」ロゴがあるのみで、キャリアロゴはない。ドコモ→au→ソフトバンクの順に、キャリア色の強い外観となっている。
グローバルモデルにはない樹脂素材は、3キャリア版いずれも入っている。
関連記事
- ドコモ、「Xperia X Performance SO-04H」を発表 375Mbps通信+より高音質なVoLTEに対応
“Xperiaの第3章”の幕開けを飾る「Xperia X Performance」のドコモ版が登場。3波キャリアグリゲーション(3CA)に対応し、対応エリアでは下り最大375Mbpsで通信できる。 - au、「Xperia X Performance SOV33」を6月24日発売 一括価格は約9.3万円
au版「Xperia X Performance」の発売日が決定。スリープ状態から最短0.6秒で撮影できるカメラ機能、3波キャリアグリゲーション(3CC CA)対応や米国・韓国でのVoLTE国際ローミング対応が特徴だ。 - 一括9万3120円で6月24日発売 写真で見るソフトバンク版「Xperia X Performance」
ソフトバンクが「Xperia X Performance」を6月24日に発売する。一括価格は税込9万3120円。割引適用後の実質負担額は新規・機種変が4万2720円から、MNPが1万6080円。 - 「Xperia X Performance SO-04H」がグローバル版と違う3つのポイント
NTTドコモが6月中旬に発売予定の「Xperia X Performance SO-04H」。グローバルモデルとの違いはいくつかある。その中でも特に大きな3つの違いを、写真・画像を交えてつつ確認していこう。 - 「Xperia X Performance」は買いなのか?――Zシリーズと比較しながら考える
MWCで発表されたソニーモバイルのスマートフォンの中で、唯一日本での発売が決まっている「Xperia X Performance」。Xシリーズでの違いは? Zシリーズとの違いは? いろいろ比較をしながら、X Performanceの特徴を確認していきたい。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.