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ハイスペックが増えるSIMフリースマホ 「Pixel」にも熱視線Mobile Weekly Top10

日本のSIMロックフリースマホといえば、ミドルレンジモデルが中心でした。しかし、最近はハイスペックモデルの比率が高まりつつあります。

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 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、10月3日から10月11日までのアクセスランキングを集計しました。

honor 8
スペックが高めのHuwaei製Androidスマートフォン「honor 8」

 ランキングの1位は、「もはや『格安スマホ』にあらず――ハイエンドのSIMフリースマホが増えている理由」が入りました。

 「ハイエンド偏重」と言われてきた日本の携帯電話・スマートフォン市場の中で、SIMロックフリースマホはミドルレンジ(中位)モデルを主戦場にしてきました。ところが、Huaweiの「honor 8」、ASUSの「ZenFone 3シリーズ」やFREETELの「SAMURAI KIWAMI(極)2」見ても分かる通り、最近はSIMロックフリースマホにおいてミドルハイ(スペックの高めなミドルレンジ)モデルやハイエンド(上位)モデルの投入が相次いでいます。

 ハイスペック、あるいはそれに近いSIMロックフリースマホがここに来て増えてきたのは、従来は大手キャリアのハイスペックスマホを使ってきたユーザー層がSIMロックフリースマホに興味を示し始めた何よりの証拠かもしれません。

Google Pixel
「Nexus」に代わって登場する「Pixel」

 ランキング3位の「Nexusが終わり、Pixelが始まった理由」と6位の「パーソナルアシスタント内蔵――Googleの新型スマホ『Pixel』『Pixel XL』登場」は、Googleが新たに投入するAndroidスマートフォン「Pixel」に関する記事です。

 従来、Googleはメーカーと協力して「Nexus」シリーズの端末を世に送り出してきました。Nexusは「Androidのリード(先導)デバイス」として、できるだけ「素のAndroid」を体験できることに重きを置いた端末です。ただし、出てくる端末の製造元はあくまでもメーカーです。端末デザインもメーカー主導ですし、ボディーにはメーカーロゴも刻まれています。

 一方で、今回登場したPixelシリーズはあくまでも「Googleのスマホ(Phone by Google)」という位置付けです。ボディーに刻まれているロゴはGoogleのものだけで、協力メーカーのロゴはどこにもありません。

 Androidが掲げる「Be together. Not the same.(みんなちがうから、世界はたのしい。)」という世界観をより強固にする意味では、Google“の”スマホとして登場するPixelシリーズは歓迎すべきものです。ですが、それでピュアさを強調したNexusシリーズがなくなってしまうことは寂しくもあります……。

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