「ドコモ光」のセット割強化/Y!mobileが1.7GHz帯の3Gサービスを終息:Mobile Weekly Top10
NTTドコモが、光インターネットサービス「ドコモ光」と「ウルトラパック」をセットで利用する際の割り引きを強化しました。特に、マンション(集合住宅)で使っている人はおトク度が増します。
ITmedia Mobile Weekly Access Top10
2018年1月29日〜2018年2月4日
- 「ドコモ光セット割」を改定 ウルトラパックとの組み合わせで最大3500円引き
- ドコモの2画面スマホ「M Z-01K」をじっくり試す ガジェクラ以外でも買い?
- 「d払い」を使う理由、使わない理由
- 「Xperia XZ Premium」と「ソフトバンクSIM」が新たな武器に 1周年を迎えたnuroモバイルの戦略
- au新料金プランが契約減を改善 好調MVNOが増収を後押し KDDI決算会見
- 「アップグレードプログラムEX(a)」改定 auのiPhoneは最短半年で機種変更可能に
- “ライカ品質”の差はどれだけある? Huawei「Mate 10 Pro」と「Mate 10 lite」で撮り比べ
- 「IIJmioコミコミセット」を正式サービス化、月額2980円(税別)のプランを追加
- 操作性やカメラの実力は? OPPOの日本初スマホ「R11s」レビュー
- Y!mobileの1.7GHz帯3Gサービス、1月末で提供終了
今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、2018年1月29日から2月4日までのアクセスを集計し、ランキング化しました。
ランキングの1位は、「『ドコモ光セット割』を改定 ウルトラパックとの組み合わせで最大3500円引き」でした。
今回の改定は、「ウルトラパック(大容量のパケットパック・シェアパック)のみ割引増額」「戸建てとマンション(集合住宅)で割引額を統一」という2点が大きなポイントです。前者は「アップセル(より大容量のデータプランへの誘導)」が目的でしょうし、後者は特に都市部に多いであろう「集合住宅住まいのユーザーへの訴求」が狙いでしょう。
今回の施策が、携帯電話回線のアップセルとドコモ光の契約増にどのようにつながるかはまだ未知数です。2017年度(2018年3月期)通期決算が今から楽しみです。
ランキングの10位は、Y!mobileの1.7GHz帯W-CDMA(3G)通信サービス終了を伝えた「Y!mobileの1.7GHz帯3Gサービス、1月末で提供終了」でした。
Y!mobileの1.7GHz帯通信サービスの免許は、元々はイー・モバイルに割り当てられたもので、事業会社の統合によって、現在はソフトバンクが保有しています。
この帯域は「3G通信サービス」と「LTE通信サービス」の両方で分け合う形で使っていました。しかし、旺盛なモバイル通信需要に応えるため、2015年12月にこの帯域を完全にLTE用とする計画を発表。今回のサービス終了は、その“計画通り”に行われたものです。
これに伴い、旧イー・モバイル(イー・アクセス)由来の3G端末向け料金プランはほぼ全て提供終了(≒強制解約)となり、旧イー・モバイルの3G端末も、2.1GHz帯非対応の機種ではモバイル通信できなくなりました。音声プランを契約していたユーザーについては、4月30日まで電話番号を引き継いでY!mobileを新規契約できる特例措置を実施中です。
安価な料金で、モバイルデータ通信業界に“風穴”を開けたイー・モバイル。一部ではありますが、その「思い出」の幕が下りました。ちょっとだけさみしさを感じる今日この頃です……。
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