電子辞書を持って海外旅行へ行こう(1)
ハードウェアから“海外旅行用辞書”を考える(5/5 ページ)
液晶と並ぶ使い勝手を左右するポイント、キーボードはどうなっているだろうか。XD-DP1000は「電卓のカシオ」らしく電卓をイメージさせる四角くストロークのあるタイプで、wordtank V80はキートップの色分けを行うほか、キーの種類によって反発力を変えるなどの工夫が凝らされている。PW-C8000は大きさの割にストロークが浅く、携帯電話のような押し心地。いずれも小型タイプに比べると押しやすさという面では万人に受け入れられる作りで、利用の際にストレスを感じるようなことはないはずだ。
3モデルとも入力はしやすいが、旅行中に場合によっては立ったまま利用することを考えると、wordtank V80とPW-C8000はその大きさからしてそぐわない。利用できないということではないが、携帯ゲーム機のように両手で挟み親指で入力するにもしても本体サイズが大きい。積極的に携帯して調べ物をするならばXD-DP1000のサイズがギリギリかもしれない。
このように、スタンダードサイズと呼ばれる製品は「胸ポケットに入れて常時携帯」というよりも、「手帳や旅行ガイドブックと一緒に携帯して、調べたいときに取り出す」というシーンのほうがしっくりくる大きさになっている。
「海外旅行に持ち出す(=常時携帯する)」ということだけで考えればより小さい方が望ましいことは確かだが、見やすさ・入力のしやすさを重視するならばこうしたモデルを選択することも十分に考えられる。
このように外見だけを見てみても機種ごとにかなり異なった特徴を持っており、今回は紹介できなかったが、PCのキーボードに似た「カイテキー」を備えるSIIの「SR-T7100」や、ワイド液晶を備えるシャープの「PW-M800」など特徴的なハードウェアを備える機種は数多い。
「海外旅行に持っていく」ということを考えると、最終的には大きさと見やすさ・使いやすさをてんびんにかけ、利用しているシーンを想像しながら、自分が譲れないところと、許容できるところを見極めることになるだろう。
筆者個人としては、たくさんの荷物であふれかえっている旅行かばんの中に電子辞書を入れておくよりも、胸元にしまっておきたいと考える。そうなると、とにかく小さい名刺入れサイズを選択することになるが、旅先で常時携帯しないとしても、かばんに潜ませておけば、ホテルで翌日使うだろう会話や単語をあらかじめチェックしておき、紙にメモしておくという使い方も想定できる。
家電量販店の展示機などを実際に手にして、いろいろと試した上で自分にとってベストな機種を検討してみたいところだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR