3D仮想世界はSecond Lifeで終わりじゃない、と思う
ITmedia NewsWeekly Access Top10
2008年04月06日~2008年04月12日
- 「CLANNADは人生」を3Dで実現 ギャルゲーキャラと暮らす仮想空間、ドワンゴなど開発
- 世界初の「フルカラー3Dプリンタ」で何を作る?
- “無法状態” アキバのホコ天
- HP、500ドルのミニノートPCを発表
- 美人の判定はコンピュータで――イスラエルの研究者が開発
- 「無許可のテレビ番組配信は違法」――新「コードギアス」OPに注意文
- 「青少年ネット規制法」成立はほぼ確実 その背景と問題点
- 「出版界、このままでは崩壊する」――ダイナミックプロ、絶版ラノベ・SFを電子書籍化
- ドコモ、11年ぶりシェア50%割れ ソフトバンク攻勢
- PC用地デジチューナー単体販売 方針転換の背景は
先週のアクセストップは、「CLANNAD」など美少女ゲームの世界を、3次元仮想空間上で楽しめる「ai sp@ce」の発表会記事だった。
3次元仮想空間といえば、鳴り物入りで登場したSecond Lifeへの失望が広がっており、相次いで登場した国産の仮想世界も、コンシューマーサービスとして成功と言えるレベルに達するには課題は多い。最近は「3次元仮想世界そのものがダメ」という論調にもなりがちだ。
だがSecond Lifeは、いろんな可能性を見せてくれた。3Dの世界で国境を越えたコミュニケーションが行われる。3Dのアイテムをみんなで作る。アイテムだけでなく家や街までみんなで作ってそこで暮らせる――初めてログインした時、記者は驚きと感動を覚えた。
Second Lifeは先進的だった。日本で流行する3年も前の2003年に正式スタートし、ユーザーが創造する3次元仮想世界の実験を地道に続けてきた。ただ、ユーザーコミュニティーが育ったり、ユーザーインタフェースやインフラが整備される前に企業の広告だらけになり、世界が広がりすぎて過疎化してしまったのは、本当に残念だったと思う。
「Second Lifeが失敗した」と言い切るにはまだ早いと信じたいし、3次元仮想世界の実験は始まったばかりだ。Second Lifeにも、それに続く国産仮想世界も、これまでにないコミュニケーションや創造の可能性が埋まっている。
「現実よりも“リアル”な仮想世界が、あと十数年で実現する」――作家の瀬名秀明さんは言う(関連記事:瀬名秀明に聞く「仮想世界」「ケータイ小説」「初音ミク」)。3次元仮想世界へのチャレンジは今後も続くだろう。それが人の生活をどう変えていくのか、これからが楽しみだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
なぜ酒蔵の許諾なしに? 「VTuberコラボ日本酒」騒動、主催者が経緯説明 仲介者による調整で「準備進んでいると認識」
-
2
かっぱ寿司「配布前のコラボグッズ、フリマで買わないで」 プリキュアコラボ発表日に注意喚起
-
3
「食事量は1日1200kcal以下、でも肥満」な人を14日間追跡調査 痩せない理由は……米コロンビア大などの研究
-
4
本物そっくり“AI生成レシート“が経費精算の脅威に マネフォ「自力で見破るのは難しい」 企業はどう備える?
-
5
「ペンギンを返して」→「3匹全部採用して」 批判殺到のSuica新キャラ、ファンアートが空気を変えた? SNSの声
-
6
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
7
「壁紙DIY」とイマドキの超短焦点4Kプロジェクターを寝室で試したら検証が止められなくなった
-
8
早すぎる 「めっちゃカメレオン」Switch 2版、即日10万本突破
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
藤井風のリサイタル、公式サイトがインターネット老人会すぎると話題 公民館のチラシみたいだけど東京ドーム開催
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR