Android Marketを悩ます有料アプリの問題(2/2 ページ)
そしてアプリを盗んでも非難されない状況が続けば、皆それに慣れてしまう。NapsterやLimewire、その他多数のP2Pサイトで海賊版の音楽を入手していた多数のユーザーのように。
「一部のユーザーはほかに選択肢がなければお金を払うだろう。その方が便利だからだ。だが、大部分のユーザーは、それまでタダで手に入れていたものに突然お金を払わなければいけなくなることをいやがるだろう」(Pingdom)
「Googleは実質的に、正規の手段があれば海賊版に手を出さなかったかもしれないユーザーを『海賊』にしてしまう。そのことが、Android開発者が生計を立てる上で大きな障害になると言っても言い過ぎではない」
Googleは7月に小さな一歩を踏み出し、Android Marketの有料アプリが無断利用されないよう保護する無料のライセンスサービスを設けた。ユーザーがお金を払わずに有料アプリをダウンロードするのを防止するサービスだ。
だが同社は確かに、有料アプリが不足しているというもっと大きく切迫した問題を認識している。同社の製品管理上級副社長ジョナサン・ローゼンバーグ氏は、Android Marketには課金インフラが緊急に必要だと認めている。
これに対処するため、Googleは同ストアのアプリ購入手段の1つとして電子商取引決済プラットフォームを提供するため、PayPalと協議していると報じられている。
実現すれば、8700万件のアカウントを持つ人気決済サービスのPayPalが、Google Checkout、クレジットカードに加えてAndroid Marketの決済オプションになる。
GoogleもPayPalも協議を行っていることを認めていないが、これは両社にとって理にかなう取引だ。Googleはアプリ販売のための堅牢な課金プラットフォームを手に入れ、PayPalはモバイルアプリプラットフォームで存在感を増すことができる。
Android開発者、Android Marketがまだ対応していない地域でアプリを開発、販売したい開発者にとって、そのような取引がすぐには実現しない。
Editorial items that were originally published in the U.S. Edition of “eWEEK” are the copyrighted property of Ziff Davis Enterprise Inc. Copyright (c) 2011. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
ドラマ「VIVANT」のワンシーンに映像制作界隈が「ぞっとする」 microSDカードを端子むき出しで手渡し
-
2
不正アクセスで「当選」が「落選」に改ざん ウルトラマンショップのLINE整理券システムで被害
-
3
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
4
日本郵便、荷物の本人確認をICチップ付き身分証4種に限定 スマホのマイナカードで受け取れる場合も
-
5
無人タクシー、東京で来年運行へ GO、Waymo、日本交通が合意
-
6
メルカリ、ポケカ最新パックの出品禁止に
-
7
「監視されていないときのAIは、もう評価できない」 OpenAI現役研究者が個人声明
-
8
「GPT Astraでゲーム開発=ほぼソシャゲ」説を唱えたい 非エンジニアの挑戦は、廃課金への道か
-
9
初代Switchに脆弱性 QRコード読み取りで情報漏えいの恐れ 深刻度「高」
-
10
Apple、「Siri 1.0」配信開始 Apple Intelligenceベースの新生「Siri AI」アプリ 日本は10月から
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR