Twitter乗っ取りでスパム送信相次ぐ リスト型攻撃か 偽ブランド販売サイトに誘導?
ブランド品の激安通販サイトを宣伝するスパム投稿がここ最近Twitterで増えている。商品画像や通販サイトのURLを、ほかのアカウントにあてた「@」付きで投稿する手口で、他社などから流出したパスワードを悪用したリスト型攻撃でアカウントを乗っ取り、持ち主の意図しないスパムを投稿しているようだ。
最近目立っているのは、「レイバン」のサングラスや「プラダ」の財布、「UGG」のムートンブーツなどのブランド品を激安で販売すると宣伝するサイトに誘導するツイート。「レイバンのサングラス!2499円!優遇放送日だけ!」「R0AEC プラダ 海外 安い, プラダ 財布 カタログ【海外激安】」「私は8190円のUGGブーツを購入した」などの文言と商品画像、通販サイトのURLを、ほかのアカウントにあてた「@」付きで投稿する。誘導先で販売されている商品は極端に低価格で、偽ブランド品や詐欺サイトの可能性もある。
これらのツイートはアカウントの持ち主が意図したものではなく、スパム業者がアカウントを乗っ取って投稿しているようだ。Twitterでは不正な連携アプリによるスパムツイートが流行することが多いが、今回のケースは異なり、他社などから流出したパスワードリストを悪用し、多数のアカウントに不正ログインするリスト型攻撃によるものとみられる。
乗っ取られたユーザーの中には「怪しいアプリを連携した覚えはない」「パスワードを変更するとスパム投稿が止まった」などとつぶやいている人も。スパムツイートには不正アプリへの誘導リンクが含まれておらず、何年もツイートが投稿されていないアカウントから突然、スパムが連投されているケースもあるため、不正アプリの認証ではなく、流出したID・パスワードによる乗っ取りと考えられる。
同様な問題はFacebookでも昨年ごろから発生。UGGやレイバンなどブランド品の通販サイトのURLと商品画像入りのスパムが友人のタグ付きで投稿される事例が多発し、UGGブランドを運営するUGG Australiaは公式サイトで「当該スパム投稿に付いているリンク先は、当社直営店、公式サイトまたは正規取扱店のものではございません」と注意を呼び掛けていた。
Twitter Japanは「Twitterを安心してご利用いただくために、10文字以上の大/小文字/数字/記号を混在させた、他のサービスへのログインとは異なるパスワードをおすすめします」と案内している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR