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“データ消失”の悲劇防ぐ 今すぐできる、大事なデータの整理・管理方法(2/2 ページ)
スマホ編:OSベンダーのサービスを利用する
さて、PC編はシンプルなルールながら、自分で手を動かす必要がありました。スマホの場合、データの管理はほぼ自動化が可能です。それはOSベンダーが用意した、バックアップや管理の仕組みをそのまま利用すること。iPhoneであればiCloud、AndroidであればGoogleのサービスを活用しましょう。
スマホで最も重要なデータ、それは「写真」です。PCにコピーしてPCのデータとして管理するのもいいですが、いちいちケーブルでつなぐのももう面倒くさいですよね(それにPCのランサムウェアでまとめて使えなくなるリスクも……)。そのため、オンラインでバックアップが可能な仕組みを積極的に使いましょう。
私の場合、iPhoneでiCloudの追加容量を契約しています。大容量プランは家族での共用も可能で、1つの契約で複数端末の写真データをクラウドで保存しています。おかげで機種変更したときもかなり素早く新機種への移行ができ、かつ10年近く前にスマホで撮影した写真ですら手のひらで見ることが可能になりました。
特にスマートフォンの写真アプリでは、撮影場所の検索の他、Live Photoのようなスマホならではのフォーマットをそのまま表示可能ですので、できる限りスマホの中で管理するのが便利です。
そうなると、やはりOSベンダーが提供する仕組みを利用することになるでしょう。AndroidならばGoogleフォトを活用できるはずです。これなら、バックアップをほとんど意識することなく、大事なデータをきっちり守ってくれます。
ただし、iCloudの場合、1アカウント当たりわずか5GBしか容量がありません。これはほとんどの場合、本体のバックアップで全てを使い切ってしまうほどの少なさです。ここはぜひ、自分の思い出に対する未来への投資として、毎月課金をすることをお勧めします。
といっても、価格は200GBで400円(税込)。写真データをクラウドに追い出すと、スマートフォンのストレージそのものが小さくても十分運用可能です。
データを守るために“投資”を
これまでのPCの歴史を見ても、バックアップはかなり軽視されていると思います。わざわざバックアップアプリを購入し、定期的に実行するという方はごく少数派でしょう。
でも、いつデータ破壊が起こるとも限りません。わが家では、家族が撮影した写真が詰まったHDDが、ある夏の日にうんともすんとも言わなくなり、データ復旧に大変な費用が掛かってしまいました。
バックアップの重要性は、一度被害に遭わないとなかなか体感できないものではあります。が、いまや写真は全てデジタルデータ。それが10年後、20年後に残せない可能性があるというのは、もうちょっと真剣に取り組まなければならない、身近なITの課題だと思います。
そのような大事なデータ、むしろ“思い出”を守るには、ほんのちょっと投資をする必要があります。まずはバックアップの前の下準備として“データの整理”を行うこと、そしてポータブルな外付けHDDを手に入れ、定期的にコピーし保管すること、さらにスマホはクラウドを最大活用し、そのための投資を惜しまないことです。
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「身近な話題を例にITリテラシーを高めていこう」がコンセプト。さらっと読めて人に話せる、すぐに身につく。分かりやすさ重視で解説。小ネタも扱います。
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