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分裂しても磁力で再結合 自己修復し泳ぎ続ける魚ロボット(2/2 ページ)

 このロボットはボディーにダメージを受けると2つまたは3つに分裂する。そのうちの一部は静止するが、一部は泳ぎ続ける。頭部が静止しても尻尾だけは活動を続ける。

 尻尾は磁気吸引力により頭部の位置まで引き寄せられる。到達すると再結合して初期の構造を回復、そのまま泳ぎを継続する。外部からの指令がなくても、組み込まれた磁気トルクによって破損した部品を整列させ、引き寄せる。

photo 破損し複数に分裂しても、磁気吸引力により再結合し、初期の構造を回復し、泳ぎ続ける

 このシステムは、磁性粒子が互いに引き合う物理的な力のみに依存しているため、何度分裂しても自動修復する。ロボット本体の10倍以上の距離でも分裂したパーツと再結合する。

 実験では、88%の回復効率を達成。今回は水面を移動したが、水中を3次元的に移動する場合でも理論的には可能だという。

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この記事の著者

山下裕毅
山下裕毅

2014年から幅広い分野の研究論文をピックアップして解説しているメディア「Seamless」(シームレス)を主宰している。

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