VR空間でガチに原稿を書いたらその実用度に驚いた 「バーチャルで仕事」のメリットと課題(2/4 ページ)
Quest 2+Horizon Workrooms+MacBook Proの破壊力
こうした変化の中核にあるのは、Meta(Facebook)のVR用デバイスである「Oculus Quest 2」のシステムソフトウェアおよびサービスが、着実に進化してきたという事実だ。
Oculus Questの主軸はゲームであり、ビジネスとしてもそこが中心に動いている。一方でMetaは「Infinite Office」という構想を軸に、Oculus QuestをPCのようなワークツールとして使う整備も進めている。
中でも大きいのは「ハンドトラッキング」が可能になったこと、バーチャル空間内に「机」を持ち込めるようになったこと、そして、会議用サービス「Horizon Workrooms」の登場だ。
現実の机をなぞって認識させることで、VR空間内でも「そこが机である」という扱いにできるし、近くの様子をモノクロで見ることできる。そうすることで、「ノートPCやキーボードを卓上に置いて作業に使う」ことができるようになったわけである。
そのことを最大限に活用したのが「Horizon Workrooms」である。基本的には会議・コミュニケーションツールであり、今は誰でも無料で使える。いわゆるアバターベースのコミュニケーションサービスなのだが、ホワイトボードがあったりPCからも入れたりと、現状のこの手のツールとしては突出した完成度になっている。
特に注目しておきたいのは、Horizon Workroomsが「PCやMacをVR空間内に持ち込める」ところだ。PC/Macに「Oculus Remote Desktop」というアプリを入れておくと、PC/Macの画面をHorizon Workrooms内に表示できる。もちろん接続はワイヤレスでいい。こうすることで、どこでも大きな画面でPC/MacをVR会議室に持ち込める。別に会議をしなくても、1人で作業してもいいのだ。
この機能、MacBook Proとは異常に相性がいい。なぜなら、「VR内でキーボードの認識」ができてしまうからだ。
以下の画面は、接続設定をしてMacBook ProのキーボードをHorizon Workrooms内に持ち込んだときのものだ。黒くぼんやり見えているのは、実際にタイプしている自分の手だ。別に決められた場所にMacBook Proを置いたわけではないし、特別なマーカーをつけたわけでもない。Oculus Quest 2がちゃんと「認識してくれている」のだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「Xが情報収集に役立たない……」熊本地震で不満の声続出 「Twitterを返して」
-
2
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
3
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
4
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
5
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
6
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
7
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
8
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
9
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
10
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR