「歌舞伎でヒーローショーをやりたい」 中村獅童+初音ミクの超歌舞伎「永遠花誉功」ができるまで ニコニコ超会議統括プロデューサーに聞いた(1/5 ページ)
2022年のニコニコ超会議は、久しぶりのリアルでの開催となった。そして、恒例の超歌舞伎も観客を入れての興業、しかも、上演時間も今までで最長の約1時間50分、また出演する歌舞伎俳優も過去最多の、豪華な舞台となった。
演目は『永遠花誉功(とわのはなほまれのいさおし)』、2022年4月29日、30日の13時と16時の計4回行われた。会場は満員、更に2日間の生中継の視聴者数は約59万6000人、今回、過去の超歌舞伎作品を5作品、ネットで配信、その視聴者も合わせると、総来場者数約115万人を記録した。
中村獅童の「ただいまー!」という叫びに沢山のコメントとペンライトが応え、客も出演者も待ちに待った超歌舞伎は、実際、今まで最高のエンターテインメントであり、最高に「歌舞伎」であった。
今回の超歌舞伎のベースとなったのは、近松半二作の義太夫狂言『妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん)』。独裁者である蘇我入鹿を倒し、大化の改新への道を作った人々の物語は、期せずして、現状と不思議なリンクを見せ、そこに「わたしは誰かにつくられる物語」という初音ミクの存在を暗示するようなコピーが重なる。
それだけで、面白さは保証されたようなものだが、今回、技術面でも演出面でも、従来の超歌舞伎を超えるアイデアが連発され、これまでの超歌舞伎のお約束をことごとく破る新しい「歌舞伎」が作られていた。その新しさと面白さがどこから来たのか、どのように実現されたのかについて、ニコニコ超会議統括プロデューサーの横澤大輔氏に話をうかがった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
2
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
3
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
4
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
「楽天ドライブ」に不正アクセス 保存したデータなど1.5万アカウント分が取得・閲覧のおそれ
-
7
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
-
8
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
9
「能動的サイバー防御」きょう開始 警察・自衛隊などが攻撃元サーバを無害化 高市首相も狙いを説明
-
10
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR