知らないと損!?業界最前線
電気シェーバー「5年保証」を実現できた理由 シェア4位の老舗メーカーは何をしたのか?(2/4 ページ)
1939年創業の老舗メーカー
マクセルイズミは1939年に創業し、1956年から電気カミソリ刃の製造を行ってきた泉精器製作所がルーツの国内メーカーで、国内外メーカーの電気シェーバーの刃や製品をOEM製造してきた。そして09年にイズミブランドとして、電気シェーバー市場に本格参入。経営危機を経て、18年にマクセルグループ入りし、マクセルイズミとなった現在も数多くの電気シェーバーを展開している。
「everedge IZUMI PREMIUM」は、6枚刃を採用するフラグシップシリーズだ。一番の特徴は、替え刃の交換が5年間不要という高い耐久性を実現したことにある。
電気シェーバーの刃は、1~2年で交換するのが一般的。刃先が丸くなって剃り味が悪くなった電気シェーバーは効率よく剃れなくなったり、ひげを挟んでしまったりして、使い勝手が悪くなる。
そこでマクセルイズミは、刃を交換することなくより長く使い続けられる電気シェーバーをコンセプトに新製品を開発。創業以来培ってきた製造技術や曲げ加工により、硬度が高いオーステナイト系ステンレス鋼を外刃、内刃に採用した。
さらに実使用と同じ条件で検証できる耐久試験機を独自に開発。毎日3分のひげ剃りを5年間行うことを想定し、約91時間の摩耗試験を繰り返しながら刃を改良した結果、切れ味と耐久性を実現した。
こうして出来上がった5年間切れ味が落ちない刃を、マクセルイズミではサステナブル意識に対応できるという意味を込めて「長寿命刃(サステバ)」と命名。これを「everedge IZUMI PREMIUM」シリーズに搭載したのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
知らないと損!?業界最前線
コロナ禍によるライフスタイルの変化や各種原材料費の高騰、またデジタライゼーションやDXの波など、ビジネス界を取り巻く変化はより一層大きなものとなっています。常に新しい変化が求められる中で生まれる各業界の最新情報やトレンドを、さまざまな識者の視点でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
たばこ休憩なき時代の“一服”をどう取るか 温熱と“聞こえない音”で休む、JT子会社のアイマスクを試す
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR