知らないと損!?業界最前線
「あたたかさ2倍で省エネ」うたうシロカの電気ヒーター、仕組みは? そして実際は? 体験してきた(3/5 ページ)
検証の結果、暖かさは2倍以上!
ぽかエコーは一般的な電気ヒーターと比べて低消費電力で暖かくすることを目指した製品だ。そこで、暖かさを検証するために、ぽかエコーと同じ構造でヒーターを正面に向けた検証用モデルを用意。その2台で、1時間後の温度の上昇値を比較することにした。
検証したのはヒーター正面から30cm離れた部分の9つのポイントの温度変化(温まり方・Δ値)だ。最初に室温を計測したあと、ヒーターを600W、ファンと首振りはオフで動作させ、1時間後に再び温度を計測。両モデルの9カ所の平均温度変化値と、最大/最小値が確認できた(それ以外の数値は非公開)。
その結果、ヒーターが正面を向いた検証用モデルに対して、ぽかエコーは室温からの温度上昇率が最大温度時で約2.4倍、複数のポイントの平均値では約2.8倍、最小値では約3.6倍高くなった。この数値が「あたたかさ2倍」とうたう根拠だ。
「検証では、環境温度からの温度上昇値を利用しています。例えば室温30度が44度になれば温度上昇値は14度です。約1時間後の温度上昇値は検証用モデルが14.4度だったのに対して、ぽかエコーは34.6度でした。同じ600Wでも、2倍以上の温度変化が記録できました」(菅原さん)
リフレクト構造では反射する熱がヒーター自体にも当たるため、内部温度が上昇しすぎてしまう欠点がある。この問題に対しては、内部温度をセンシングすることで、過剰な温度上昇を制御。また回路基板の上に断熱材を入れて熱を遮断し、安全性も確保した。ファンを回せばさらに放熱できる仕組みだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
知らないと損!?業界最前線
コロナ禍によるライフスタイルの変化や各種原材料費の高騰、またデジタライゼーションやDXの波など、ビジネス界を取り巻く変化はより一層大きなものとなっています。常に新しい変化が求められる中で生まれる各業界の最新情報やトレンドを、さまざまな識者の視点でお届けします。
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
Google、プライバシーポリシーに「Gmail」「Googleフォト」のデータを広告に使う例外を追加 回避方法は
-
2
「年齢は合ってますが、人間ではありません」 6歳の飼い猫に届いた“進研ゼミの案内” なぜ届いたのかベネッセに聞いた
-
3
「5年でバッテリーが使い物にならなくなる」は本当か テスラ「モデル3」5年目点検で分かったこと
-
4
GMO熊谷代表「社内ホワイトハッカーが事前に指摘」も対策遅れ、国に「能動的サイバー防御」要請 「責任転嫁では」SNSで批判も
-
5
グッスマに不正アクセス、公式EC閉鎖 会員の住所や注文履歴など漏えいか 再開目処立たず
-
6
ジョーシンへの不正アクセス、最大623万件漏えいか 運転免許証2件・マイナカード1件なども
-
7
野村総研、サイバー攻撃時の「能動的なシステム停止」を支援する新サービス
-
8
タイムズカー流出で顧客らが損害賠償求め運営会社提訴へ サイト開設の弁護士が記者会見
-
9
Xの「いいね」長押しで1ドル送金 マスク氏が“投げ銭”機能を予告
-
10
「漏えい」の一言で素通り客が振り返る──相次ぐ情報流出の中で開幕のセキュリティ展示会 来場者の態度も激変
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR