荻窪圭のデジカメレビュープラス
初心者が失敗しがちな「ホワイトバランス」をデジカメ画面の情報を使って理解する方法(2/5 ページ)
我々はいろんなものの「色」を見てるのだけど、実際に見ているのは、その物体を反射した光。白い皿でも赤い色の照明を当てると赤っぽくなるし、青白い光を当てると青白くなる。夕日を浴びるとオレンジ色になるし、日陰はちょっと青白い。
ホワイトバランスをその環境に合わせることで白いものは白く、青いものは青く撮れ、色に関して違和感のない写真を撮れる。オートホワイトバランス(AWB)はそれを自動的にやってくれる設定だ。
昔に比べるとAWBの精度も上がって、たいていのシーンでうまくいくわけだけど、カメラ側の性能が上がってもどうしようもないことってある。「正しい色が常に正義とはかぎらない」から。
例えば、夕日を浴びた白い建物が赤く染まっているところがいいなと思って撮っても、白いものは白いのだ、ってホワイトバランスを合わせられちゃうと台無しだし、でも夕刻だろうがなんだろうが白い建物は白く撮りたいこともある。
なので今のミラーレス一眼は……ほとんどの機種がAWBを2~3種類(機種によってはそれ以上)持ってる。オートだけで何種類もあるってややこしい。
その3つはこんな感じ。
雰囲気重視(白熱灯などオレンジっぽい光の時はあまり強く白を合わせない)、ホワイト重視(可能な限り白いものを白く撮るぜ)、標準(まあだいたい両者の中間)だ。
ちょいと白熱灯に近いオレンジ色(色温度が低いという)の灯りで撮り比べてみた。画面はソニーのα7C II。AWBに3種類あり、選べるようになっている。
この辺のインタフェースは機種によって違うけど、まあこんな感じ。
ニコンにいたってはさらに屋外用に「自然光オート」なんてAWBも持ってる。これはなかなか実用的で、ニコンのカメラで屋外で撮るときはこの設定にすることが多い。
というわけで、凝った撮影はしない人でも、AWBの使い分けは覚えておくといいかと思う。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
荻窪圭のデジカメレビュープラス
デジタルカメラ関連の製品レビューやコラムを掲載しています
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
メルカリ、梨の転売疑惑に「盗品の出品は確認されず」 誹謗中傷には利用制限も
-
2
「こんなのに追われたら……」急斜面もやすやす爆走、中国製の車輪付き四足ロボのデモ動画が話題 最高時速20km超
-
3
検索結果に「詐欺ではありません」と表示させる詐欺手口、警視庁が注意喚起 AI要約も餌食に
-
4
はてな、11億円流出の調査報告書を公開 偽警察、口外禁止、残業・休出200時間超、孤立……ほころびが連鎖
-
5
Z世代に聞く次の流行、「AIイラスト」が1位に 「Claude Code」も上位
-
6
東野圭吾さん死去、Xなどで追悼相次ぐ 「ガリレオ」など数々の人気作、エンジニアから転身
-
7
NVIDIAやMicrosoftなど30社超、オープンAIの防御ツール共同開発の「Open Secure AI Alliance」設立
-
8
「あ、その情報メモしたい!」を叶えるワイヤレスイヤフォン、Nothing「Ear (3a)」
-
9
有識者はGoogleやX、Meta、ドワンゴを名指しで批判……総務省、偽広告や誹謗中傷に発信・拡散前の対策求める
-
10
暑さ対策が熱い! 「猛暑対策展」で感じた、転んでもただでは起き上がらない日本人のエネルギー
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR