自衛隊の“現場の声”、ポッドキャストのお便りで大臣に届く──小泉防衛相のX投稿が話題

 小泉進次郎防衛大臣が8月16日に投稿したXが話題だ。自身が配信するポッドキャスト番組に、自衛隊の現場から「エアコン故障や、現場の様々な運用ルール、ローカルルール」などへの意見や要望が多数寄せられているとし、「対応できるところから改善を進めています」と説明した。

小泉防衛大臣のXアカウントの投稿

 投稿で触れた番組は「小泉進次郎のポッドキャスト」。衆議院議員の小泉氏に「今さら聞けない政治のギモン」をぶつけ、誰もが政治を「自分ごと化」できる社会を目指すという番組だ。リスナーの投稿に小泉氏が答える「お便り回」もあり、公務員を目指す高校生から隊員やその家族まで、幅広い声に現役の防衛大臣が直接応じている。

「小泉進次郎のポッドキャスト」の配信ページ(出典:Apple Podcastより)

 7月2日配信の「誰もが働きやすい環境を作るために【お便り回】」では、防衛省の技術者採用試験に挑戦中というリスナーからの投稿を紹介した。女性隊員はまだ少ないと思う、との一節を受け、小泉氏は、北海道千歳市の航空自衛隊の現場を訪れた際、戦闘機の女性パイロットが10人ほどいると聞いたと振り返った。

 一方で「自衛隊も防衛省も、一つの課題は女子トイレの少なさ」と指摘。すぐに増やすには工事に時間がかかるとし、「防衛省や自衛隊だけの問題じゃなくて、もう社会的な一つの課題」と述べた。その上で、誰もが働きやすい職場環境作りの一つに女性の働きやすい環境整備があるとし、更衣室にパーテーションで仮眠室や着替えスペースを設けるなどの改善を進めていると説明した。

 海上自衛官を夫に持つリスナーからは「自衛隊基地に託児所があったらうれしい」との投稿もあった。転勤のたびに保育園を探す苦労を踏まえ、沖縄など他の基地にも作る計画はあるかと尋ねる内容だ。小泉氏は「結論からすると、他にも作る計画はあります」と回答し、「僕のXで言える範囲で書きます」と応じた。

 小泉氏は2025年10月の防衛大臣着任訓示でも、官舎の換気扇や網戸を自腹で購入しなければならないことや、エアコンが壊れたままの環境を心配する家族の声に触れ、「改善に向けた要望は、遠慮なく私に伝えてください」と呼び掛けていた。

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