103年前の関東大震災、どこがどれだけ揺れた? 市区町村別の「詳細震度」マップがXで話題に(1/2 ページ)

 1923年9月1日に発生した関東地震(関東大震災)で、当時の市区町村がそれぞれどれだけ揺れたのかを確認できるWebページが、Xで注目を集めている。地震情報サイト「地震インフォ」の公式Xアカウント(@jishinfo)が8月26日に投稿したもので、103年前の巨大地震がもたらした各地の揺れの強さを、地図上で細かく確かめられる。

関東地震(関東大震災)の詳細震度分布ページ(出典:地震インフォより、以下同)

 震度データは、地震工学が専門の諸井孝文氏・武村雅之氏による2002年の研究に基づくもの。木造住家の被害データを整理し、全潰率(ぜんかいりつ)から各地の震度を推定した研究で、ページではこの詳細な震度分布を地図に重ねて表示する。

震源に近い神奈川県西部の詳細震度。下中村(現小田原市周辺)は全潰率72.8%で震度7

 震源に近い神奈川県では、小田原町や横須賀市、鎌倉町、平塚町、藤沢町など相模湾沿いを中心に、広い範囲で震度7の表示が並ぶ。東京の揺れも大きく、例えば現在の千代田区にあたる麹町区・神田区は震度6弱だった。さらに震源から離れた埼玉県の新田村・六辻村(現さいたま市周辺)や、千葉県の館山町など房総半島南部でも震度7に達しており、遠く離れた地域でも大きく揺れていたことが分かる。

現在の千代田区にあたる麹町区は震度6弱

 同サイトは、過去の地震の震度分布や津波の記録などをまとめており、地震ごとの詳細ページのほか、都道府県別の検索や過去の地震マップなども備える。例えば、2011年の「東北地方太平洋沖地震」のページでは、九州まで揺れが及んだ全国の震度分布が分かる。津波の記録を収めた地震もあり、1946年の「昭和南海地震」のページを開くと、和歌山県串本町で6.57mを観測するなど、各地を襲った津波の高さを地図上で確認できる。

2011年の東北地方太平洋沖地震のページ。全国の震度分布を確認できる
1946年の昭和南海地震のページ。各地の津波の高さを表示する
印刷する
SNSでシェア
SpecialPR

この記事の著者

関連記事

こんなメディアも見られています

ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。

メールマガジンを配信中
メールマガジンを配信中

国内外の業界動向、AIやクラウドなどの最新技術、キャリア情報など今知りたい情報をまとめてお届けします。

いますぐご登録

本日の新着記事

アクセスランキング

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10

ITmedia NEWS SNS

X @itmedia_newsをフォロー

インフォメーション

ITmediaNEWSをフォロー

あなたにおすすめの記事PR