サントリー新商品の店頭POPに“生成AI疑惑” 成分表示にも誤りで物議……同社に事実関係を聞いた
「サントリーの新商品の店頭POPが、生成AIで作られている」──Xでこんな投稿が話題だ。コンビニ内の店頭POPにある商品画像が独特の質感だったといい、成分表示も事実と異なっていたことから物議を醸している。ITmedia NEWSがサントリービバレッジ&フード(東京都港区)に詳細を聞いたところ「当社が提供したPOPではない」との回答が得られた。
話題になっているのは、同社が9月1日に発売した清涼飲料「クラフトボス バナナラテの午後3時」を紹介する、あるコンビニ店舗の店頭POPだ。あるXユーザーが2日、店内に掲示されていたというPOPの写真を投稿し、拡散した。
POPには、商品やバナナの画像とともに「果汁1%以下」と読める文言が記載されていた。しかし、同商品の原材料は牛乳や砂糖、乳製品、コーヒーなどで、バナナ果汁は含まれていない。実際の商品にも「無果汁」と記載がある。
これにより「無果汁なのに『果汁1%以下』と表記するのは問題ではないか」「AIを使うにしても、内容を確認せず掲示するのはどうなのか」といった声が続出。サントリーが制作したPOPと受け止め、同社を批判する声も出た。
一方で、「サントリーのロゴは入っていない」「ラミネート加工された手作りのPOPに見える」といった点から、メーカーではなく販売店が独自に制作したのではないかとの見方もあった。
サントリービバレッジ&フードによれば、POPは同社が提供したものではないという。同社もSNSの投稿をきっかけに存在を把握したため、POPの制作主体や生成AIの使用の有無は分かっておらず、詳細を調査している段階だ。
「果汁1%以下」と読める表記についても「適切でないと認識している」と回答。ただ、対象の店舗が特定できていないため、今後の対応は検討中としている。
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