くら寿司株が一時3.7%安 「ちいかわ」コラボ中止が要因か
9月7日の東京株式市場で、くら寿司の株価が一時、前営業日比65円安(−3.7%)の1675円まで下落した。その後は下げ幅を縮め、終値は同44円安(−2.5%)の1696円だった。5日に発表した人気キャラクター「ちいかわ」とのコラボキャンペーンの中止が、下落材料の1つとみられる。
くら寿司は、従業員による不正行為が判明したとして、8月21日に始めたちいかわとのコラボキャンペーンを6日に中止した。当初は9月30日まで実施する予定だった。「ビッくらポン!」のコラボ景品や先着プレゼント、コラボメニューなどの提供を終了し、9月18日に配布予定だったオリジナル寿司皿も取りやめる。早期終了のおわびとして、6、7の両日は全品を10%引きで提供している。
キャンペーンを巡っては、景品がフリマサイトに大量出品され、従業員の関与を疑う声がSNS上で相次いでいた。同社は2日、事実関係を調査していると公表。5日の発表では不正行為の詳細を明らかにしていないが、テレビ朝日など一部報道は、従業員が景品を横領したと伝えている。
ちいかわとのコラボは、過去に業績へ寄与した実績がある。くら寿司は2025年10月期の中間報告書(23年11月1日~24年4月30日)で、国内事業について、24年3月に実施したコラボが「爆発的な人気」となり、利益が大幅に上昇したと説明していた。
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