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「モバイルAthlon 64」国内発表 Athlon 64 3400+も

» 2004年01月07日 15時10分 公開
[ITmedia]

 日本AMDは1月6日、64ビットプロセッサ「Athlon 64」シリーズの最上位モデル「Athlon 64 3400+」と、ノートPC用の「モバイルAthlon 64 3200+」「同3000+」「同2800+」を発表した。

 従来のAthlon 64と同様、0.13μメートルプロセスで製造され、1MバイトのL2キャッシュメモリを搭載する。実クロックはAthlon 64 3400+が2.2GHz、モバイルAthlon 64 3200+が2.2GHz、同3000+が1.8GHz、同2800+が1.6GHz。熱設計電力はAthlon 64 3400+が89ワット、モバイルAthlon 64はそれぞれ62ワット。

 Athlon 64はデスクトップかデスクトップ置き換えノートPC用、モバイルAthlon 64は一般のノートPC用という位置付けになる。

 1000個ロット時の単価は、3200+が3万2230円、3000+が2万5630円、2800+が2万1230円、3400+が4万5870円。

 Athlon 64 3400+は、富士通が同日発表したデスクトップPC「FMV-DESKPOWER C90GW/C」が採用した。また米Hewlett-Packardやユニットコム(ツートップ、フェイス)、サードウェーブ(ドスパラ)、アロシステム(パソコン工房)、ビジュアルテクノロジー、エムシージェイ(マウスコンピュータージャパン)が搭載デスクトップPCを順次発売する。

 モバイルAthlon 64搭載ノートPCは、米eMachinesが1月に発売を予定している。

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