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松下、デジタル家電向けLSIとCCD増産へライン強化

» 2004年01月14日 15時51分 公開
[ITmedia]

 松下電器産業は1月13日、デジタル家電向けシステムLSIとCCDの需要急拡大に対応するため、砺波工場(富山県砺波市)に約150億円を投じて半導体生産ラインを増設すると発表した。

 200ミリウエハー・150ナノメートル(0.15μメートル)プロセスを用いたシステムLSI生産ラインと、CCD生産ラインを増設。月産能力は同ウエハー換算で合計約6000枚となる。稼働は9月を予定している。

 同社は300ミリウエハー・90ナノメートルプロセスを用いたシステムLSI生産に向け、約1300億円を投じて魚津工場(富山県魚津市)に新棟を建設する計画を明らかにしている。5月に着工し、生産開始は2005年末の予定。

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