Oracleのラリー・エリソン氏、4度目の結婚相手は恋愛小説家

[IDG Japan]

　華麗なる億万長者で、Oracleの創設者でありCEOのラリー・エリソン氏が、恋愛小説家のメラニー・クラフトさんと結婚した。彼にとってはこれが4度目の結婚。

　エリソン氏は59歳、クラフトさんは35歳。数年の婚約期間を経て、昨年末に結婚していたことを、Oracleの広報担当者、ジェニファー・グラス氏が確認した。それ以上のコメントは拒否した。

　CBSのMarketWatchウェブサイトがこのニュースを報道したのは、エリソン氏が会長職をOracle CFOを長年務めてきたジェフ・ヘンリー氏に委譲することを発表した翌日のこと。ヘンリー氏は後任が決まり次第、CFO職から退き会長に専念する。

　ウェブサイトによれば、クラフトさんはピッツバーグ育ち。最初の著作である“Hard-Hearted Man”は学生のときに書いた作品だが、出版されたのは1998年。2作目の"Trust Me"は昨年11月に出版されたという。

　3作目の“Man Trouble”は5月に発売される予定で、クラフトさんのウェブサイトによれば、悪ガキのイメージがあるおかげで仕事のトラブルを抱えている億万長者のために、理想の妻を演じる恋愛小説家、というストーリーだという。

　“Man Trouble”で、作家が億万長者と一緒に住み始め、改造とメディア向けトレーニングを行うところは、彼女の実体験に基づくものだという。

　Forbes誌によれば、エリソン氏は世界で6番目の資産家で、166億ドルの資産を持つという。エリソン氏はヨット競技、車、飛行機に熱中しており、Oracleのライバル企業に対する口の悪さで有名だ。