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コラム
» 2004年01月30日 23時59分 公開

「ウイルス」×「悪役」×「北朝鮮」International Feel(2/2 ページ)

[松尾公也,ITmedia]
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 場所はさらに移動し、プラハでは、セキュリティ研究開発にさらなる投資を行うと表明した。相次ぐウイルス、自社製品のセキュリティ問題を考えれば当然のこととも思えるが、その第1弾が、25万ドルの懸賞金ということだろうか。予想上回る業績を上げていることだし、とにかく資金で苦労することはなさそうだ。

「Mac」×「20年」

 Disneyとの交渉を打ち切り、2006年以降はディズニー配給ではなくなることを宣言したPixarだが、そのCEOであるスティーブ・ジョブズ氏のもう一つの会社(まわりくどいが)、AppleとMacitnoshに関するスティーブ・ジョブズ氏へのインタビューが掲載された。デジタルハブ戦略の先見性を自慢するとともに、テレビとPCはマージしないという持論を改めて主張している。テレビチューナーやレコーダー機能の内蔵を期待している日本のユーザーは、あきらめて外付けエンコーダー/チューナーを買ったほうがいいだろう(私は既に2台買った)。

 iLifeのパッケージもユーザーに届いたことだし、ずいぶん待たされたiPhotoのプリントサービスもスタートする。あとはGarageBandをはじめとする音楽系アプリケーションのプッシュと、欧州展開には積極的と伝えられるiTunes Music Storeの日本版登場が待たれるところだ。そんな中、音楽業界に最も近い日本のIT系社長であるアップルジャパンの原田永幸氏が退任するとのアナウンスがあった。コンピュータ業界で、しかも外資系企業で、7年の任期は相当の長期政権だ。原田氏の新天地となる非IT企業、そして音楽の分野でさらなるご活躍を期待する。

CloseBox

 さて、MacとWindowsのクロス環境構築の続き、である。アプリケーションのユーザーインタフェースの一貫性が見られないWindowsアプリケーションを違和感なく使うためには、カスタマイズが必要だ。ブラウザとしてのOperaは機能が豊富で、キーボードショートカットもたくさん用意されているのだが、クセが強く、他のアプリケーションと違うことが多い。キーカスタマイズもできない。また、Windows用メーラーとして選んだEudoraは、さらに独自色が強い。ではどうするか? QuicKeysを使うのである。

 Macintosh用では長い歴史を持つこのソフトのWindows版、QuicKeys 2.5 for Windowsは、マウスクリック、キータイプ、メニューの選択・実行を記録し、キーボードショートカットやメニューから実行させることができる。アプリケーションの実行・切り替えもキー一発で可能だ。ちなみに、私が登録しているアプリケーションショートカットはこんな具合である。

  • F7:メーラー(Eudora)
  • F8:データベース(ファイルメーカーPro)
  • F9:テキストエディタ(MKEditor for Windows)
  • F10:ブラウザ(Opera)
  • Windows + F10:Internet Explorer
  • F11:IM(AOL Instant Messenger)
  • Windows + F11:MSN Messenger

 実は、Mac OSでも同じような設定をしているのだ。同じキーボードショートカットだが、対応するアプリケーションが違う。メーラーはEudoraではなく、Apple Mail、テキストエディタはJedit4、ブラウザはSafari、IMはiChatだ。こちらのキーボードショートカットは、QuicKeysで、と言いたいところだが、Pantherへの対応が遅れたこともあり(現在では対応している)、代替ソフトとして、iKeyというソフトを使っている。QuicKeysでできる大半のことは実行可能で、反応速度はQuicKeysに勝る。そこが気に入って、現在はこちらに切り替えているというわけだ。

 スパムフォルダに振り分けられたスパムメールを目視で確認し、それを削除する、ロケーションに合わせてネットワーク設定を切り替える、iDisk(Appleの.Macサービスが提供しているストレージサービス)のマウントを行う、といった作業を「Windows」でも一発でできるようにするため、QuicKeysは活躍しているのだ。Macとショートカットは(使うアプリケーションは違うが)同じ設定にしているので、ほとんど迷うことはない。

 とはいっても、MacとWindowsはハードウェアが違う。キーボードの配列やモディファイヤーキーの位置も、名前も違う。ではどうするか?

 1月29日に、「Ctrl+Alt+Delete」考案者、人生をリスタートという記事が掲載されたが、このショートカットはMacユーザーには馴染みがない。私が使っているWindows用ツールを組み込めば、このキーボードショートカットを、Macっぽく、Option + Command + Escapeに変更することができるのだ。その名はAppleK Pro。次回はこのツールを使ったMac/Win互換作戦を紹介しよう。

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