昨日よりインターネット上に広がっているNetSkyの最新の亜種、「NetSky.Q」の感染は、いまだに拡大しているようだ。
トレンドマイクロや日本ネットワークアソシエイツの集計によると、NetSky.Qの感染報告数は、3月30日午後の時点でそれぞれ1000件近く(全世界)に上っている。このように被害が増加し続けていることを受け、ウイルス対策ベンダー各社は、日本時間の3月29日夕方から夜にかけて同ウイルスの危険度を引き上げた。
(3月30日16時追記:トレンドマイクロによると、30日16時の時点で全世界のNetSky.Q感染数は1000件を突破した。特に日本国内での感染報告が目立つという。国内からの報告数は、29日はわずか5件にとどまっていたのものの、30日には急増し、121件に達したということだ。しかもうち半数は、本当に感染し、被害をこうむってしまったケースという。同社アンチウイルスセンターのウイルスエキスパート、岡本勝之氏は、これほど感染が広まった背景として、MyDoomのときと同様、壊れたメール[エラーメール]を装うソーシャルエンジニアリング的なテクニックを悪用している点が挙げられるとしている)。→詳細記事
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